ウェイン・テイラー・レーシングが2025年のル・マン24時間レースに投入する101号車キャデラックVシリーズ.R ウェイン・テイラー・レーシングは、ル・マン24時間レースにチームデビューを果たすにあたって『モービル1』のスポンサーシップを獲得、このほど101号車キャデラックVシリーズ.Rのカラーリングを発表した。
リッキー・テイラーとジョーダン・テイラーは、フィリペ・アルバカーキとともに、ブルーとホワイトのカラーリングで、サイドとフロントにモービル1のロゴをあしらったLMDh車両をドライブし、トップカテゴリーに参戦する。
「モービル1とキャデラック・レーシングは、モータースポーツにおけるパフォーマンスとイノベーションの限界を押し広げることに尽力している」と、グローバル・キャデラック担当副社長のジョン・ロスは述べている。
「ル・マン24時間レースに参戦するキャデラック・ウェイン・テイラー・レーシング101号車Vシリーズ.Rのメインスポンサーとして、モービル1ブランドを迎え入れることができ、大変嬉しく思う」
キャデラック・レーシングは、モービル1ブランドを象徴する新しいカラーリングを披露しながら、総合優勝を目指していく。
モービル1チームは今年初め、WEC世界耐久選手権におけるキャデラック・ハーツ・チームJOTAとのテクニカルアライアンスの延長を発表し、キャデラック・レーシングの公式エンジンオイルとしての役割をさらに強固なものにした。
「ル・マンはモータースポーツにおける究極のテストコースであり、我々は継続的なテクニカルパートナーシップを通じてキャデラックの野心をサポートできることを誇りに思う」と、モービル1チームを代表して戦略グローバルアライアンスマネジャーのトニー・エスポジトは付け加えた。
「この新しいカラーリングは、キャデラックとのパートナーシップの真髄、つまりパフォーマンス、情熱、そして限界への挑戦を表したものだ。モータースポーツにおける我々の伝統が受け継がれるル・マンのサーキットで、このカラーリングが現実のものとなるのを見るのを大変嬉しく思う」
インディアナポリス近郊のWTRのファクトリーで、WTRのメカニックによって組み立てられたル・マン向けのシャシーは、先週金曜日にパトナム・パークでシェイクダウンを完了した。
[オートスポーツweb 2025年05月21日]