特別仕様車『TEMPEST CURATED FOR JAPAN(テンペスト・キュレーテッド・フォー・ジャパン)』も20台限定で導入 ハウス・オブ・ブランズ戦略により『RANGE ROVER(レンジローバー)』『DEFENDER(ディフェンダー)』『DISCOVERY(ディスカバリー)』、そして『JAGUAR(ジャガー)』の4ブランドを展開するLAND ROVER(ランドローバー)が、現代ファミリーのための高多用途性を誇る最大7人乗りのラグジュアリーSUV『DISCOVERY(ディスカバリー)』を2026年モデルに刷新。
2026年モデル限定グレード“GEMINI(ジェミナイ)”をラインアップするとともに、特別仕様車『TEMPEST CURATED FOR JAPAN(テンペスト・キュレーテッド・フォー・ジャパン)』も20台限定で導入し、5月19日より受注を開始している。
同ブランドのなかでも随一の悪路走破性を備え、現行で5代目を数える同車だが、2017年の日本上陸以降も数々のアップデートや熟成が施され、現在は最高出力350PS(258kW)、最大トルク700Nmを発生する3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼル(MHEV)のみの展開とされている。
その2026年モデルに設定された限定グレードのジェミナイは、1989年に発表された初代に搭載するTDiディーゼルエンジンのコードネーム『PROJECT GEMINI』から採用されたもので、このエンジンはパワフルかつ燃費が良く、当時革新をもたらしたもので、のちにオリジナルのディフェンダーにも搭載された。
そんな限定グレード“ジェミナイ”の専用仕様として、同車初採用となるエクステリアカラー、セドナレッドを選択できるほか、ナルヴィックグロスブラックのコントラストルーフ、フロント&リヤバンパー、フェンダーベントインサート、そして21インチ“スタイル7001”アロイホイール(グロスライトシルバー、ダイヤモンドターンドフィニッシュ)を装備。
さらにドアピラーバッジ、トレッドプレート、インテリアフィニッシャーには、グリルの形状を彷彿とさせる六角形を組み合わせたジェミナイ専用グラフィックも施される。
一方の特別仕様車“テンペスト”も、歴代モデルのなかでも高い人気を誇る第2世代のコードネーム『PROJECT TEMPEST』から採用。カルパチアングレイ(プレミアムメタリック)のエクステリアカラーに、こちらも同車初のアクセントカラー、ペトラカッパーを採用したコントラストルーフや、ボンネット&テールゲートレタリング、フェンダーベントインサートを組み合わせ、インテリアはエクステンデッドウィンザーレザーのエボニー仕様でまとめられる。
さらに、こちらもディスカバリー初となるマットプロテクティブフィルムを施し、特別仕様車らしい“TEMPEST”グラフィックをドアピラー、トレッドプレート、インテリアフィニッシャー、パドルランプに散りばめたほか、コールドクライメートパックやWi-Fi接続(データプラン付)、ディプロイアブルサイドステップなども装備している。
これでカタログモデルのラインアップは最上級の“METROPOLITAN EDITION(メトロポリタン・エディション)”を含む全4グレード展開となり、価格は998万〜1277万円に。その旗艦グレードをベースとした限定20台の特別仕様車“テンペスト”は1330万円(いずれも税込)となっている。
ランドローバーウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
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[オートスポーツweb 2025年05月21日]