岩井俊二監督30周年記念イベント開催決定 小泉今日子・牧野由依・三浦透子が出演へ

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2025年05月21日 18:47  ORICON NEWS

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「岩井俊二 The Music Works:30th Anniversary of "Love Letter"」開催決定
 今年、映画監督デビュー30周年を迎えた岩井俊二。代表作『Love Letter』(1995年)を軸に、その映画音楽の魅力を豪華アーティストとの共演で追体験するイベント「岩井俊二 The Music Works:30th Anniversary of “Love Letter”」の開催が決定した。公演は7月20日・21日の2日間(各日2回公演)、東京駅近くの「COTTON CLUB」にて行われる。

【画像】出演者の写真

 ゲストボーカルには、小泉今日子と三浦透子が登場。小泉は、自身の楽曲「連れてってファンタァジェン」が映画『8日で死んだ怪獣の12日の物語』(2020年)の主題歌として起用され、これを機に岩井との交流が始まった。今回、ライブステージという新たな場での共演が実現する。

 三浦にとっては、岩井作品との初コラボレーションとなる。彼女は映画『天気の子』(2019年)の主題歌で注目を集め、「第70回NHK紅白歌合戦」にも出演。その透明感あふれる歌声が、岩井の音楽世界とどのように交錯するのかに期待が高まる。

 さらに、歌手・声優として活躍する牧野由依がピアノを担当。彼女は8歳のときに『Love Letter』のサウンドトラックに参加した経験を持ち、今回の舞台で“原点”と“現在”をつなぐ存在として登場する。記憶とメロディが交差する、岩井ワールド30年の軌跡を音楽で体験する特別な2日間となりそうだ。

■岩井俊二のコメント(全文)

 『Love Letter』が公開されたのが1995年3月。これが僕にとって長編映画のデビュー作でした。あれから30年、作品を作るたびに楽曲が増え、今ではかなりの数にのぼります。そのスコア一つひとつが、かけがえのない宝物です。選曲には時間がかかりました。牧野由依のピアノ、荒井桃子のヴァイオリン、林田順平のチェロでお届けします。小泉今日子さん、三浦透子さんとの共演も夢のようです。ぜひ、お越しください!

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