「昼公演だけのときは帰宅は17時ごろ、夜公演もあるときなら帰宅は22時ごろだそうです。(中略)ただ、人気が落ちたことよりも彼にとって痛手になったのは、奥さんで元女優のさくらさん(41)からの信用を完全に失ってしまったことでしょう。奥さんの手前、休日も外出はままならず、まったくお酒を飲みにも行けないそうです」
5月3日から始まった主演舞台『陽気な舞台』に、出演中の田中圭(40)。ある舞台関係者は本誌6月3日号で、冒頭のように彼の近況を証言していた。「週刊文春」で2度にわたって永野芽郁(25)との不倫疑惑が報じられ、家庭でも肩身の狭い思いをしているようだ。
だがそのいっぽうで、永野も女優人生を左右する大きな打撃を受けていた。
「『週刊文春』で初報が出た当時、双方の所属事務所は不倫関係を否定し、出演番組やクライアント企業は静観していました。しかし、2人の親密なLINEのやりとりの存在を伝えた続報が出ると、状況は一変。永野さんを広告起用するクライアント企業は、立て続けに永野さんの素材を削除したのです。
5月19日には、出演予定だった’26年大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)、『永野芽郁のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)の出演を辞退したことが明らかに。今後について“活動休止はしない”という情報も聞こえてきますが、疑惑が払拭しきれていない状況で、新たな作品やCMに起用されることは考えにくいでしょう」(週刊誌記者)
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田中もまた、永野と同じように「キッコーマン」、山形県のブランド米「雪若丸」、花王「ビオレu ザ ボディ」の公式サイトからコンテンツが削除された。しかし俳優業の方は現在のところ“ノーダメージ”となっており、舞台が終わった後には主演ドラマ『おい、太宰』(WOWOW)の放送が控えている。
「本作は三谷幸喜さん(63)による1度もカメラを止めない『完全ワンシーンワンカットドラマ』の第3弾で、放送・配信は6月29日に予定されています。皮肉なことに、永野さんの出演辞退が報じられた5月19日に、新たな劇中ビジュアルが公開されたそうです」(ドラマ誌ライター)
脚本・監督を務めた三谷はドラマ放送に際して寄せたコメントで、田中についてこう絶賛していた。
《田中さんはこの作品をやるために生まれてきたんじゃないかというぐらいに素晴らしかったです。100分ほぼずっと走り回る役で相当疲れているはずですが、そういった姿を見せることがなかった。膨大な台詞も完璧でしたし、ものすごく頼りになる俳優さんです》(WOWOW公式サイトより)
しかし三谷といえば、小栗旬(42)主演の’22年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)の制作・主演発表会見で、オファーを受ける俳優たちに「『俺、スネに傷持ってるかな?』と思っている人がいたらぜひ断ってください!」と呼びかけたこともあった。
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「大河ドラマは1年かけて放送される大作。過去にもあったように出演俳優の不祥事やスキャンダルなどによる降板を避けるため、三谷さんは事前にアナウンスしたようです。
田中さんが主演する『おい、太宰』は有料の単発ドラマで、見たい人だけが視聴できるかたちです。ただ、’11年から『完全ワンシーンワンカットドラマ』の制作を続けてきた三谷さんにとって、“新しいジャンルが定着してきた”と達成感を得られた思い入れ深い作品だそうです。
三谷さんも本作の告知が始まった後に、田中さんに不倫疑惑が報じられたことは衝撃だったのでは。放送日が目前に迫るなか、テレビ雑誌の最新号では田中さんのインタビューが掲載されています。しかしSNSでは、《これはこのまま放映されるのでしょうか》と心配するファンも少なくありません」(前出・ドラマ誌ライター)
さらに『おい、太宰』のストーリーも、今回の不倫疑惑を彷彿とさせてしまうようだ。WOWOW公式サイトによれば、文豪・太宰治を敬愛する主人公・小室健作(田中)は、妻と出席した結婚披露宴の帰り道に太宰が生きる世界にタイムスリップ。妻がいるにもかかわらず、太宰がのちに心中する恋人・トミ子に一目惚れしてしまい……というあらすじが記載されている。
前出の芸能関係者は「これから批判の矛先が向くのは田中さんでは」と懸念し、こう続ける。
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「田中さんも妻子ある身でありながら、永野さんと“手つなぎ写真”を撮ったり、深夜に永野さんの自宅マンションを訪れたりしていたといいます。そのことについては十分な説明がなされておらず、矢面に立つ永野さんばかりに注目と批判の矛先が集まってしまいました。
田中さんは5月29日まで舞台が続くとはいえ、不倫報道を有料ファンサイトで謝罪し、舞台初日は報道陣の前に現れないなど、どこか内向きの姿勢が目立ちます。しかし永野さんが表舞台から姿を消してしまったことで、これからは田中さんの一挙手一投足に注目が集まる可能性が高いでしょう。俳優活動を継続させているだけに、自分が身を置く環境でも“針のむしろ”状態が続くのではないでしょうか」
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