
【写真】鷹央(橋本環奈)と少年の友情に涙
現役の医師であり作家の知念実希人の同名シリーズをドラマ化した、医療版シャーロック・ホームズともいうべき本格医療ミステリードラマである本作。天才医師にして名探偵―驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)とバディを組み、超越した頭脳&医師としての圧倒的な知識や洞察力を武器に、謎多き事件や現象を鮮やかに解決していくといった内容だ。
5話の事件の舞台は、天医会総合病院の小児科。同室に入院していた退院間近の中学生3人が、次々と原因不明の急変に襲われ、その原因を突き止めてほしいという依頼だった。さらに隣室に入院している8歳の白血病患者・三木健太(石塚陸翔)と小児科の看護師・相馬若菜(玉田志織)が「“天使”を見た」と言い出す。
しかし、鷹央は診断を拒否。小鳥遊から健太の名前を聞いた途端に激しく動揺してしまう。実は鷹央、健太とは研修医時代に交流があり「唯一の友達」と言われる間柄だった。そんな健太の死を受け入れるのが怖く、鷹央は彼と会うことを拒否。タイミング悪く健太と出会し、抱き付いてきた際には、どうしていいかわからず、健太を無視してしまう。鷹央は先が長くない健太を自分の発言で傷つけてしまうのではないかと考え、関わるのを避けたのだった。
その後、鷹央は突然中学生3人に退院を言い渡す。実は3人の中学生は、自分たちで急変するように工作。退院を故意に引き延ばしていたのだ。さらに、天使の正体も判明。それは心ない言葉で健太を傷つけてしまった3人が、贖罪として天使の存在を信じる健太に天使を見せてあげようと絵本の天使を切り抜いて懐中電灯で影絵を作っていただけだった。
こうして鷹央は、無事真相を解き明かしたのだが、直後に健太の体調が悪化。最後に意を決して会いにいき、約束した絵本を読んであげたのであった。この展開に視聴者からは「鷹央の新たな一面を見た」「神回!」「泣いた」などの声が上がった。
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