「恋は闇」第6話(C)NTV岸井ゆきのが被害者に寄り添う記者を演じる「恋は闇」の6話が、5月21日に放送。随所に散りばめられた浩暉の愛情に「胸が締め付けられる」や「凄くいい」などの声が上がっている。
岸井ゆきのが主人公を演じる本作は、取材スタイルの全く違う二人の記者がある事件を追いかけていく物語。主人公で情報番組のディレクター・筒井万琴を岸井ゆきの、週刊誌のフリーライター・設楽浩暉を志尊淳、「ホルスの目殺人事件」を捜査する刑事で万琴の友人・正聖を白洲迅、正聖の同僚・大和田を猫背椿、情報番組の総合演出・野田を田中哲司、プロデューサーの沙樹を西田尚美、万琴の後輩の木下を小林虎之介、配達員の夏八木唯月を望月歩、万琴の友人でストーカー被害に遭い刺された過去を持つ内海向葵を森田望智、浩暉と同棲しているみくるを齋藤飛鳥が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
「ホルスの目殺人事件」の真相を追う万琴(岸井ゆきの)は、疑惑を払拭したい一心で侵入した浩暉(志尊淳)の部屋で、見知らぬ女性・みくる(齋藤飛鳥)に遭遇。浩暉はその女性と一緒に暮らしているらしく、万琴は何も言い訳しない浩暉に「もう会わない」と別れを告げる。
傷ついた万琴は向葵(森田望智)を部屋に呼んでヤケ食い。「万琴への気持ちはウソには思えなかった」と言う向葵。だが、万琴は一度も「好き」と言われたことがないことを思いだし、自分が単なる浮気相手ででしかなかったことに気付くと、浩暉の連絡先をブロックするのだった。
ホルスの犯人が被害者たちの血を持ち帰っていた可能性が浮かび上がる中、万琴は浩暉の部屋の冷蔵庫で見た赤い液体入りの袋が気になっていた。そんな万琴に、配達員の唯月(望月歩)が「俺ついにつかんでしまったかもしれないんだよ!」と、事件に関する重要なネタを手に入れたと報告。それは鑑識・松岡(浜野謙太)が副総監の甥で血液に目がないというウワサだった。しかし、松岡の身長は犯人像とは程遠い。
一方、刑事の正聖(白洲迅)は、松岡から浩暉の母がC型肝炎のキャリアで浩暉もその可能性があると示唆される。一方、万琴の後輩・木下(小林虎之介)のもとに被害者の夫が入手した事件の目撃情報が寄せられ、木下はスクープを狙おうと張り切る。そして、木下は浩暉を呼び寄せるのだった――というのが6話の展開。
みくるは彼女じゃないと言う浩暉だが、「じゃあ、誰?」と言う万琴の問いに答えることはなかった。その後、なぜか不自然に万琴と行動を共にする木下。実は木下は浩暉に万琴を見守って欲しいと頼まれていた。
万琴の職場を訪ねてきたみくるは、自分は「共犯者」だと言う。SNS上で番組の映像を悪意のある形で切り取られ、被害者の夫が責められる状況に。総合演出・野田(田中哲司)の仕方ないという態度に万琴は「一番守らないといけない人を傷つけて、私たちは一体何のために番組を作ってるんですか?」と怒る。その話を木下から聞いた浩暉は、意味深に「世論を操るのは簡単だよな。誰かがストーリーを作れば、それが真実みたいな顔をして一人歩きするんだから」とつぶやく。そして、浩暉は10年前に起きた母の事件を記事にし、世間の目を被害者の夫から逸らすのだった。
その後、万琴に「だって浩暉、私のこと大好きじゃん」と言われ、浩暉は「万琴にはずっと笑っててほしいのに」と涙を流す。万琴への気持ちが随所に見られた内容に、SNSでは「ぁあああ…浩暉の流す涙…切なくて美しかったなぁ~守りたい…愛してる想いは嘘じゃない…抱えているものがおおきすぎて…浩暉を想うと…胸が締め付けられ、苦しくなる」や「好きって言ってないけどひろきは本当にまことが好きなんだね」、「このドラマは謎解きもさることながら、浩暉が万琴の思いを汲んで行動していることを丁寧に描いているところが凄くいい」などの声が。
また、真実に近づいた刑事の大和田(猫背椿)が刺殺されたことに「最後大和田さぁぁぁあん!!!!!!ってなった( ; ; )大和田さんと正聖の絡み好きだったのに来週から観れないのかな、、」や「大和田さん悲しすぎる。こんな良い人を。。」、「やっぱり大和田さんだったか……おにぎりのくだりから死亡フラグ臭すごかった」などの声が上がっている。
【第7話あらすじ】
「ホルスの目殺人事件」を取材する万琴(岸井ゆきの)は、「病院敷地内で警察官1名が刺殺」という朝の速報ニュースを見て絶句。刑事の大和田(猫背椿)が、向葵(森田望智)が勤める病院で他殺体となって発見されたのだ。そのニュースを浩暉(志尊淳)はみくる(齋藤飛鳥)と共に、表情なく見つめていた。
仲間の死に、捜査本部は騒然。正聖(白洲迅)は、大和田を殺したのはホルスの目の犯人だと断言する。刺し傷も少なく、コンタクトレンズも入っていない、ましてやゾロ目の日の犯行でもないが、その傷跡から、使われた凶器はホルスと同じタイプのナイフであることが判明。さらに、大和田は殺害される直前、ホルスの被害者の共通点を突き止めていたのだ。所持品の中から愛用の捜査ノートがなくなっていることからも、真実に近づいたために殺された可能性が高い。
怒りと悲しみに震える正聖から「昨日の夜、設楽浩暉と一緒だったか?」と聞かれる万琴。確かに昨夜、万琴は浩暉と一緒にいたが、夜11時頃には浩暉の姿はもうなかった。万琴は、大和田殺しの疑いが浩暉にかけられていると知り、不安に駆られる。
病院内での捜査に協力する向葵と透子(小林涼子)は、浩暉への新たな疑念を万琴に打ち明ける。しかし、信じたくない万琴は目を逸らそうとして、向葵と衝突。ついに浩暉は、万琴を部屋に呼び、みくるとの関係を明かし――。
「恋は闇」は毎週水曜22時〜日テレ系にて放送中。
(シネマカフェ編集部)