日本ダービーに出走予定のショウヘイ(写真左、撮影:井内利彰) 前走京都新聞杯で重賞を勝ち、6月1日、東京競馬場の芝2400mで行われる日本ダービーへ出走するための収得賞金を上積みできたショウヘイ(栗東・友道康夫厩舎)。川田将雅騎手とのコンビでの勝利だったが、エリキング(栗東・中内田充正厩舎)という先約もあったため、今回はC.ルメール騎手とのコンビで参戦する。
今朝22日はレースの1週前追い切り。感触を確かめてもらうため、ジョッキー騎乗でのCWでの3頭併せ。ジュンツバメガエシ(古馬2勝クラス)が先導して、それを追いかけるショウヘイ。その後ろから目黒記念(6月1日・東京芝2500m)への出走を予定しているアドマイヤテラ(古馬OP)が追いかけてくる。
ラップは向正面から3コーナーへ入るまでにどんどん遅くなっていったが、折り合いを欠くこともなく、しっかり脚をためて最後の直線へ。前を簡単に捕まえると、後ろから迫ってきたアドマイヤテラの追撃も封じて、最先着でのゴールとなった。
時計は6F83.7〜5F68.8〜4F53.5〜3F37.3〜2F22.6〜1F11.1秒。個人的にはジョッキーとの相性の良さを感じる動きだったし、中2週とレース間隔が詰まる中でもしっかりと負荷をかけることができたあたりにさすがの厩舎力を感じる。
(取材・文:井内利彰)