チームを救ったクリアを見せたファン・デ・フェン [写真]=Getty Images トッテナムに所属するオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンが、ヨーロッパリーグ(EL)を制覇した喜びを語った。
EL決勝が21日に行われ、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。42分にブレナン・ジョンソンが先制点を決めると、これが決勝点となり、1−0で勝利を収め、17シーズンぶりにタイトルを獲得したほか、ELでは前身大会のUEFAカップを1983−84シーズンに制して以来、41年ぶり3度目の制覇となった。
この試合にフル出場したファン・デ・フェンは、後半途中にゴールライン上で難しい体勢ながら、上空にあったボールを足でクリアしてピンチを凌ぐ活躍を見せ、勝利に大きく貢献を果たした。
試合後、ファン・デ・フェンはイギリスメディア『TNT Sports』で「信じられない気持ちだ。僕たちは常にこのチームを信じてきた。厳しいシーズンだったけど、今のチーム、そしてスタッフを見れば、誰もがチームを信じ続けてきたことがわかる。クラブ、そしてファンの誰もがこの勝利に値すると思う」とタイトルを獲得した喜びを口にした。
また、失点の危機を救ったゴールライン上でクリアした場面については「ボールがゴールに向かっているのが見えたから行くしかないと思った。ボールが高く上がってやってきて、最初は『どうやってクリアすればいいんだろう?』という感じだったけど、クリアできた。でも、着地した地面は柔らかくなくて、背中は痛かった。まだ見返していないけど、チームに貢献することができて嬉しく思っている」と振り返った。
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