オンラインカジノで賭博をしたとして、単純賭博容疑で書類送検されていた吉本興業に所属する男性芸人6人について、東京区検は22日、いずれも同罪で東京簡裁に略式起訴した。
略式起訴されたのは、「ダイタク」の吉本大▽「9番街レトロ」のなかむら★しゅん▽「ダンビラムーチョ」の大原優一▽いずれも「プリズンクイズチャンネル」の竜大と最強の庄田▽「ネイチャーバーガー」の笹本はやて――の6氏。
吉本興業は略式起訴を受け、オンラインカジノの利用が判明し、芸能活動を自粛していたタレントの活動を順次再開すると明らかにした。厳重注意処分とした上で、二度と違法行為に及ばないとする誓約書の提出を受けたという。
吉本興業は「改めて関係者及びファンの皆様におわびする。以後違法賭博を行った事実が判明した場合は厳正に処分する」とコメントした。
起訴状によると、6人は、2023年1月〜24年12月ごろ、スマートフォンやパソコンで、オンラインカジノサイト「スポーツベットアイオー」などに接続し、バカラなどの賭博をしたとされる。
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警視庁が25年4月に6人を書類送検していた。警視庁によると、6人の中には、オンラインカジノによる全体の収支が約1200万円のマイナスになった人もいた。友人から借金や、会社から給料の前借りをし、賭けをしていたケースもあったという。【北村秀徳】
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