日本代表に招集された久保建英 [写真]=Getty Images 6月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選に臨む日本代表メンバーが23日に発表された。
6戦全勝で勝ち抜いた2次予選に続き、最終予選でも8節終了時点で6勝2分無敗と安定したパフォーマンスを披露している日本代表。3月20日に行われたバーレーン戦に2−0で勝利したことにより、8大会連続8回目の本大会出場は確定したが、オーストラリア、インドネシアと対戦する残り2試合は、新戦力の発掘や新たな戦術の構築、チームとしての戦い方の成熟など、約1年後に迫った本大会へ向けた貴重な実戦機会となる。
この2連戦に向けて、森保一監督は大幅な選手の入れ替えを敢行。鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)、平河悠(ブリストル・シティ)、熊坂光希(柏レイソル)、三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、佐野航大(NEC/オランダ)、俵積田晃太(FC東京)、佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)の7名が初招集されたほか、しばらく代表を離れていた佐野海舟(マインツ/ドイツ)もメンバー入りを果たした。
一方、伊東純也(スタッド・ランス)や三笘薫(ブライトン/イングランド)、堂安律(フライブルク/ドイツ)、南野拓実(モナコ/フランス)、守田英正(スポルティング/ポルトガル)らお馴染みの面々が招集外に。森保監督は「まずは年間を通して出場試合数が多いこと、シーズンを通して戦う中でケガが多くなってきている選手を今回招集しないということを考えて、このメンバーになりました」と前置きしつつ、メンバーに名を連ねた遠藤航(リヴァプール/イングランド)、鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)、久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)については次のように言及した。
「遠藤と鎌田に関しては、試合出場時間が短いということを考えています。久保に関しては、今回選ばないという基準に当てはまる活躍だったと思いますが、かなり経験値が低く若いメンバーが今回多く招集されています。彼は日頃から年齢関係なくチームのリーダーとして立ち振舞ってくれていますが、今回は特に新たに入ってくる選手たちのリーダー役として、同世代の選手として接してもらい、色々なものを見せてもらえればと思い招集しました」