板谷由夏「けんかの奥にあるいとしさ、滑稽さ、はかなさ感じて」津田健次郎と夫婦役の朗読劇

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2025年05月23日 19:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」2025の公開舞台稽古に臨んだ板谷由夏(左)と津田健次郎

女優板谷由夏(49)と、声優で俳優の津田健次郎(53)が23日、東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで、朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」2025(23〜25日)の公開舞台稽古に臨んだ。


足立紳氏原作の同名小説が原作で、23年4月に上演された朗読劇の再演。初演ではセックスレスをきっかけに夫婦の在り方、子育ての在り方を模索する物語が観客の心をつかんだ。


物語の舞台はコロナ禍の20年春。板谷は、夫に内緒で応募したシナリオコンクールで優秀賞を受賞し、家事育児だけの生活から外の世界に飛び出そうとしている妻・大山恭子を演じる。開幕を前に「稽古を重ねながら朗読劇の難しさと楽しさを感じています。夫婦のけんかの奥にあるいとしさ、滑稽さ、はかなさを感じにきてください。あとはお客さまとの化学反応です。どんな空間が生まれるのか。お待ちしています」と呼びかけた。


津田は、映画監督として一時はブレークしかけるも、鳴かず飛ばずのまま浮気相手にもフラれた夫・大山孝志役。2人は容赦なく思いをぶつけ合い、人生を見つめ直していく。「さて、本番ですね。気合入れて頑張るとかそういう類いの作品ではないので、まずは板谷さんと2人でコメディーの空気をつくっていけたらと思っています。稽古で、演出の新井さんのイメージをたくさんいただき、それを織り込んでいく感じだったのですが、より違和感なく流れるように演じていけたらと思っています。下ネタから始まる夫婦げんかを楽しんでいただけますと幸いです」と話した。

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