霊感芸人シークエンスはやともらの“見える写真展”追加開催 渋谷築90年超え一軒家で疑似体験

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2025年05月23日 19:20  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

追加開催する「視える人には見える展」を手がける霊感芸人のシークエンスはやとも(右)と霊能力者のMiyoshi(撮影・松尾幸之介)

4月に開催してチケットが完売するなど反響を呼んだ、人気霊感芸人シークエンスはやとも(33)と、霊能力者のMiyoshi氏が手がける写真展「視える人には見える展」(東京・渋谷 並木橋 OLDHAUS)の追加開催が5月24日から始まる。


混雑時の人の流れをスムーズにするために展示間隔などを修正したほか、前回にはなかったポストカードやお清め塩、ステッカーなどのグッズも販売。6月16日まで約3週間行う期間限定の霊視写真展の見どころを2人に聞いた。


はやともは「ありがたいことに追加開催させていただけることになりました。みなさんのおかげです。何度か来ると見えるようになるものもあると思いますし、グッズもできたので前回来られた方もまだぜひきてほしいです」と呼びかけた。展示は「視える人が見た世界」を疑似体験できるもので、会場の一軒家を生かしたものや、実際に足を運んで撮影してきた富士山の樹海や都市部の写真に写るものの解説を見ながら楽しむことができる。


Miyoshi氏は「お互いに写真を見て“視えたもの”を言っていくんですけど、はやともくんは外見のディテールがよく見える人でした。私はより長期的な、その人が生前どんな暮らしをしていたかとかが得意なので、そうした部分で色分けはできたかもしれないです」と振り返った。


前回の期間では、霊感なくライトに楽しむ若者からオカルト好きな人までさまざまな客層が足を運んでいたといい、はやともは「『視える? 視えない?』みたいな楽しそうな声が聞こえてきたり、ちゃんと体験価値のあるものになっているのだなと安心しました。もちろんガッツリな方も来られて、10分くらいずっと同じ写真を見ている人とか、幽霊というものに対して関心を持っている人が多く来ていただいてよかったですね」と笑顔を見せた。


芸人仲間や著名人も多く訪れており、はやともは、ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏からかけられた言葉を紹介した。「オカルトとは正反対なような、いろんなサバイバルな現場を経験してきたゴンザレスさんが『引っかかる写真があった』と言ってくださって。それは霊感的な意味ではなく、違和感があって凝視してしまうというもので、そうした方を引き込んでしまう部分もあるんだと思って、うれしかったです」。


渋谷駅から徒歩10分ほど離れ、小道に入った行き止まりにある築90年越えの少々不気味な一軒家で展示は行われている。前回は4月18日の開幕から1週間でチケット売り上げが5000枚を突破するなど、5月4日までの開催で関係者含め7000人以上が来場。土日祝の開場時間を急きょ早めて、“朝活チケット”も販売するなど対応に追われた。


もともとは2人のライブ内の人気コーナーから派生した企画として誕生したもので、普段は表に出ないMiyoshi氏も時間の許す限り在廊して来場者へ解説なども行っている。神様や、その人につく守護霊、先祖などについても見ることができるといい、高円寺で開いているサロンの来客も増えたと明かした。「展示も怖くないよというのが知られてきたと思いますし、敷居低く遊びにきてほしいなと思っています。時間帯や一緒に来る人が変わったらまた見え方も変わるので。ぜひ何度でも来てください」とPRした。


開催期間は5月24日から6月16日で、休館日なく午前10時から午後7時半まで(※最終6月16日のみ午後3時まで)行う。入場料は1980円で、先着限定でお清め塩もついてくるという。

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