「新しい憲法を制定する推進大会」であいさつする石破茂首相(壇上)=23日午後、東京都千代田区 超党派の新憲法制定議員同盟は23日、東京都内で集会を開いた。石破茂首相(自民党総裁)が出席し、憲法は施行から78年間一度も改正されていないとして「果断に見直すことが重要だ。国会発議の早期実現に粘り強く取り組む」と表明した。
首相は厳しさを増す安全保障環境や首都直下地震の発生予測を踏まえ、憲法への自衛隊明記と緊急事態条項の創設について「まさに今、国民に問うべき課題だ」と強調。自民が衆院憲法審査会で提案した条文起草委員会の設置について各党の理解に期待を示した。
日本維新の会の前原誠司共同代表、公明党の斉藤鉄夫代表、国民民主党の川合孝典幹事長代行も出席した。

「新しい憲法を制定する推進大会」であいさつする石破茂首相=23日午後、東京都千代田区