<陸上:東日本実業団選手権>◇23日◇第1日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場◇女子1万メートル決勝
4月に三井住友海上へ入社した不破聖衣来(22、せいら)が実業団デビューを飾った。1万メートル決勝に出場し、32分50秒03で5位。日本人では3位だった。
日本歴代3位の自己ベスト(30分45秒21)とは2分以上の差があったが、調整の一環のレースで目標に近いペースで走り切り、手応えを示した。27年に予定しているマラソン挑戦へ向け、次戦は7月にオーストラリアで初のハーフマラソンに臨む。
優勝はカマウ・タビタ・ジェリ(ケニア)で31分56秒72。日本人トップは3位の筒井咲帆(ユニバーサル)で32分40秒35だった。
不破の主なコメントは以下の通り。
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−走り終えた感想はいかがですか
「ひとまずデビュー戦で1レースを終えることができて、安心しています」
−32分50秒03というタイムはいかがですか
「32分半をターゲットにはしていたんですけど、最低限33分を切ることができて良かったと思います」
−今後のプランと今季の目標はどのように設定していますか
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「(27年に)マラソンに挑戦したいという強い思いがあるので、今年は距離を伸ばしていければと思います。今季は1万、長くてハーフを目標にしている。1万メートルであれば32分半を切りたい。ハーフであれば(1キロあたり)3分20秒で押していきたいです」
−今後への意気込みを教えてください
「1つ1つしっかり結果を残せるようにケガなく練習を積んでいきたいです」
−実業団になって1カ月半以上がたちましたが、心境の変化などはいかがですか
「大学の時とは違って、競技に専念できる環境が整っている。すごく陸上に打ち込めていると思います」
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−初任給でご自身にご褒美を買ったりはしましたか
「まだ自分には買っていないです。(お金を)ためて夏休みに旅行に行けたらと思います。両親には帰省していた時に食事に行けたらと考えていました」
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