ノッティンガム・フォレストを率いるヌーノ監督 [写真]=Getty Images ノッティンガム・フォレストを率いるヌーノ・エスピリト・サント監督が、ローマの指揮官就任の噂に反論した。23日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
ここまで37試合を消化したリーグ戦で19勝8分10敗を記録し、勝ち点「65」の7位につけるノッティンガム・フォレスト。今季開幕直後から躍進を続けた同クラブは、シーズン終盤に入って勢いを落としたものの、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に手の届く位置で最終節を迎えた。すると、一部メディアは評価を高めたヌーノ監督にセリエAのローマが関心を寄せていると報道。すでに2年契約のオファーを提示したとも噂されている。
そんななか、会見に出席したヌーノ監督がローマ指揮官就任の可能性について言及。報道に対して「そんなことで時間を無駄にするとでも思うかい?」と反論しつつ、「考えるべきこと、準備すべきことが山ほどある。私の主な関心はチームの準備を整えること、選手たちのために最善の解決策を見出し、細部を詰めることだ。それだけだよ」と語った。
また、1ポイント差のチェルシーとCL出場権をかけて激突するプレミアリーグ最終節を前にして、「誰にとってもいつも通りの1週間だ。いつも通り試合の準備をしている。何も変わらない」と主張。「私たちが楽しんでいることのひとつは、大一番に向けて準備することだ。だから楽しまないといけない。チーム全員がこの状況を楽しんでいる」とリラックスした姿を見せている。
さらに、選手たちの心理状態について、「こういう試合ではモチベーションについて心配する必要はない。モチベーションはすでに十分だ。選手たちはこの試合に向けて燃えているよ。だから伝えるのは『自分たちの役割に集中しろ』ということだけだ」とコメント。運命の最終節は、25日にノッティンガム・フォレストの本拠地『シティ・グラウンド』で開催される。