2025年F1第8戦モナコGP 角田裕毅(レッドブル) 2025年F1モナコGPの金曜、レッドブルの角田裕毅はフリー走行1=14番手/フリー走行2=11番手だった。FP2ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンはひとつ上の10番手で、両者のタイム差はわずか0.004秒だった。
レッドブルは今回、アップデートコンポーネントとして、リヤウイング、フロントサスペンション、フロントコーナーの変更を申告した。なお、角田は、前戦エミリア・ロマーニャGP予選Q1でクラッシュした影響で、旧型仕様のフロアを使用する。
また、チームが角田のパワーユニットのエキゾーストシステムのシーズン5基目を投入したことが明らかになった。シーズン中に許される基数であるため、ペナルティは受けない。
角田はFP2でイエローフラッグ下で十分減速しなかった疑いで調査対象となった。しかしスチュワードは、その後のチェックで、角田が十分な減速を行っていたことを確認したため、この件を終了とすることを決めた。
■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)フリー走行1=14番手(1分13秒232/32周)/フリー走行2=11番手(1分12秒072/30周)
「モナコでは通常そうですが、今日のフリープラクティスでも少しトラフィックがありました。でも全員にとって同じことですし、単なる運の問題です」
「FP1ではあまり運がありませんでしたが、幸い、FP2ではより多くの周回数をこなすことができました。今日はまずまずでした。ソフトタイヤの限界を本当に感じることができたと思いますが、それはFP1で感じた限界と似たようなものでした」
「グリップという点で、ソフトタイヤからあまり大きな改善を感じることができず、それが僕が苦しんでいる部分です。ミディアムタイヤでの走行はあまりできませんでした。1周走ったところで、その後すぐに赤旗で中断されてしまったのです」
「FP1からFP2にかけてマシンは確かに進歩しました。ただ、まだマシンから引き出すべき小さな部分が残っていて、僕自身もあと0.2〜0.3秒を見つけ出す必要があります」
「僕たちにはポテンシャルがあることは示せたので、僕は自分自身からポテンシャルを引き出さなければなりません。今やっていることを続けて、ペースを築いていき、予選ですべてをまとめ上げたいと思います」
[オートスポーツweb 2025年05月24日]