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2025年05月24日 06:10 web女性自身
4月13日の開幕から約1カ月が経ち、来場者数はすでに300万人を突破した大阪・関西万博。古代ローマ時代の彫刻やレオナルド・ダ・ヴィンチの直筆スケッチが見られると人気のイタリア館は、すでに10月の閉幕までの無料予約枠が埋まっており、入館するには長時間並ばなければならない。しかしSNSなどで予約枠が数千円で販売されていることが問題視されており、改善を求められている。
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、2025年大阪・関西万博に行った20〜69歳の男女250人を対象に「がっかりしたパビリオン」についてアンケートを行った。
第3位は「韓国パビリオン」。
「With Hearts」(こころに寄り添う)をコンセプトに3館で構成されている韓国パビリオン。来場者の声が音楽として再構成され、その場にいる人との「共感覚」を味わうことのできる空間や、テクノロジーと人間の共存を体感できるエリア、K-POPとともに韓国の見どころを紹介する映像が流れるなど、パビリオン全体で韓国の魅力を体験できる施設になっているが……。
《混雑状態が激しく、あまり見れなかった》(30代女性/パート・アルバイト)と、展示を楽しむ状況が整っていなかったという声や、《息を吹いたら泡が出てくるのはスゴイ!と思ったが、それ以外は今回の万博の趣旨にどのように繋がっているのかがわからなかった》(50代男性/会社員)と、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博の開催テーマに合っていないと感じた人もいるようだ。
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第2位は「よしもと waraii myraii館」(吉本興業ホールディングス株式会社)。
「こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ」をテーマに、笑いの可能性を考える「よしもと waraii myraii館」の展示。吉本興業ホールディングス株式会社のロゴマークを模した巨大な球体「タマー」の前にある「アシタ広場」では、吉本興業の芸人によるコメディショーなど、多様なエンターテインメントが披露される。
《吉本興業の広報施設に近かった》(40代男性/会社員)と、企業の宣伝のように感じた来場者や、《伝えたいことが分からなかった》(30代女性/医師・医療関係者)、《吉本の面白さを十分に表現できていない》(20代男性/医師・医療関係者)と、吉本興業の魅力を引きだせていない展示内容だったというコメントが見受けられた。
第1位は「中国パビリオン」。
中国の伝統的な巻物の「竹簡(ちくかん)」を広げた形を模した建物では、「自然と共に生きるコミュニティの構築−グリーン発展の未来社会−」がテーマの展示をみることができる。中でも目玉の展示は、2024年に中国が人類史上初となる無人探査機での採取に成功した「月の裏側の砂」だ。その他にも、古代文明の出土品や最新技術を用いた宇宙の映像など、珍しい展示が多い中国パビリオンだが……。
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《想像していた内容とは少し違った》(40代男性/会社員)と、期待に沿わなかったという感想や、《展示にやや物足りなさを感じた》(40代男性/経営者)と、パビリオンでは最大級の面積を誇る中国パビリオンだが、その展示内容に物足りなさを覚えた来場者も。
国内外の魅力が詰まった展示やグルメを堪能できる大阪・関西万博。いろいろなパビリオンを巡って、新たな発見や驚きに出会える一日になることに期待したい!
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