2025年F1第8戦モナコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 2025年F1モナコGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/フリー走行2=10番手だった。
FP1はシャルル・ルクレール(フェラーリ)と0.163秒差の2番手だったが、FP2に向けてマシンセットアップの変更を行った結果、ペースを失ったということで、ルクレールのFP2最速タイムから0.713秒差の10番手にとどまった。フェルスタッペンはトラフィックに悩まされ、低速走行するマシンに怒りを示す場面もあった。
レッドブルは今回、アップデートコンポーネントとして、リヤウイング、フロントサスペンション、フロントコーナーの変更を申告している。
なお、FIAは、レッドブルがフェルスタッペンのパワーユニットにターボチャージャーとMGU-Hのシーズン3基目、エキゾーストシステムのシーズン4基目を入れたことを発表した。すべて、シーズン中に使用が認められた基数であるため、ペナルティは受けない。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)フリー走行1=2番手(1分12秒127/30周)/フリー走行2=10番手(1分12秒068/29周)
「モナコは常にトラフィックの面でとても厄介だ。今日は、かなり危険だった瞬間があった。もちろんそれは理想的ではない。これはプラクティスであることは分かっているが、状況を読んで素早く引かなければ、悪いことが起きていた可能性がある」
「週末全体の見通しという点では、FP1はかなり良い感触だったと思う。でもFP2に向けていくつか変更を加えた。バランスの限界をどこまで攻められるかを見極めようとしたのだが、少しやりすぎてしまったと思う。そのせいで、望んでいたほどコーナーを攻めることができず、かなりのペースとラップタイムを失っていた」
「自分たちが最速であるとは期待していないが、もちろんFP2よりはトップに近い位置にいたいと考えている。もっと近づけるはずだ。フェラーリは今回も速さを見せており、マクラーレンもそのすぐ後ろにつけていた。シーズンここまでのペースを見れば、フェラーリはここで大きく前進したと思う」
[オートスポーツweb 2025年05月24日]