「魔物」第5話(C)テレビ朝日・SLL日韓共同制作ドラマ「魔物」の第5話が5月23日に放送され、陽子、夏音と相手に“バトル”を繰り広げるあやめに「強くなっててばちばち」といった声が上がるとともに、潤が語る名田の死の真相には「亡くなり方が予想外すぎ」などの反応も寄せられている。
本作はテレビ朝日と「梨泰院クラス」のSLLのタッグで不倫、DV、セックスなど愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を描くオリジナルストーリー。
麻生久美子がクライアントの夫でDV男の凍也に惹かれていく弁護士・華陣あやめを演じ、塩野瑛久があやめと不倫関係になっていく源凍也を。北香那があやめの事務所で負傷、病院に運ばれたあと行方をくらます凍也の妻・源夏音を演じる。また凍也の友人・名田潤に落合モトキ。あやめの先輩弁護士・今野昴に大倉孝二。パラリーガル・渚来美に宮本茉由。縛られて殺されていた作家で大学教授の名田奥太郎に佐野史郎。名田の妻で元キャスターの最上陽子に神野三鈴といった俳優陣も共演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
夏音があやめのオフィスで薬物を服用しようとして、もみ合いとなったあげく階段から転落。病院に搬送されるも姿をくらます。夏音を探して自宅にやってきた凍也をあやめが「私と一緒にいよう…愛してる」と抱きしめる。凍也との関係が明るみになったあやめは担当していた案件を外され仕事を干されるが、凍也が家で待っていると思えばそれも苦ではなく、あやめと凍也は“幸せな日々”を過ごすことになるのだが…というのが5話の展開。
そんななか、警察から取り調べを受けていた潤は「ぜんぶ話してあげますよ」と言って、名田の死の真相を語り始める。それは名田の死が自縛プレイ中の窒息事故だったというもので、恥ずかしい死に方をした名田の名誉を守るため、殺人に見えるように偽装したと告白する。視聴者からは「亡くなり方が予想外すぎるんだけど!!」「それが本当なら嫌すぎるだろ!」といった反応とともに「何もなくこれが真相として解決したらさすがに言葉にならない」「なんか、まだ真相じゃなさそう」などの声も。
一方、あやめは夏音を探す凍也に当てつけるように再び仕事の会食を入れ、食事を作って待っていた凍也は寂しさのあまり再びあやめに暴力をふるう…。終盤では陽子、夏音と3人でサムゲタンを食すことに。
あやめが凍也を誘惑したと話す夏音に、あやめは勝ち誇るような表情で首のアザを見せる。あやめが凍也と不倫していると知り「夏音さんに謝るべき」と話す陽子に、「謝る? 殴られるほど激しくあなたの夫に愛されて申し訳ないと?」と返すあやめ。夏音も孤独に生きるあやめを嘲笑し、自分のほうが幸せだと反論したうえで、陽子に対しても凍也を“男”として見ていると牙をむく…という展開に。
女性3人の食事会“バトル”にも「あやめさん強くなっててばちばちなの面白い」「戦慄のサムゲタンパーティー、マウント合戦でヤバいw」「うぇ!?!?!??!陽子さん、凍也のことそういう目で見てたん」など様々な声がポストされている。
【第6話あらすじ】
最上陽子が突然あやめの法律事務所を訪ねてくる。“変態の妻”というレッテルを華麗に克服し出馬を決意した陽子は、あやめを自身のチームに迎えたいという。陽子はそのために凍也と別れて身辺をきれいにしてほしいと条件をつけてきた。一方、事故死という結論で終わるはずだった名田殺人事件だが、潤はまだ何かを隠している様子で…。
「魔物」は毎週金曜23:15〜テレビ朝日系にて放送中。
(笠緒)