レッドソックス、1イニング13点の猛攻でオリオールズを粉砕 主砲ディバースが2本塁打&8打点の大暴れ 打点全体トップに急浮上
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2025年05月24日 09:42 ベースボールキング

2本塁打を放ったレッドソックスのラファエル・ディバース(写真=GettyImages)○ レッドソックス 19−5 オリオールズ ●
<現地時間5月23日 フェンウェイ・パーク>
ボストン・レッドソックスが同地区最下位オリオールズとのカード初戦に大勝。ラファエル・ディバース選手(28)が今季初のマルチ本塁打を含む4安打、8打点の固め打ちを見せた。
レッドソックスはスコア1対2、オリオールズに1点リードを許して試合を折り返すも、6回裏に9番セダン・ラファエラ、1番ジャレン・デュランの連続タイムリーで逆転に成功。なおも一死一、三塁という好機で第4打席を迎えたディバースは、3番手左腕ソトの内角スライダーを右中間スタンドへ運び、11号3ランでリードを拡大した。
そして、8回裏に打線が爆発。無死一塁から1番デュランの適時二塁打で追加点を挙げると、2番ディバースも適時打、途中出場の3番エイブラハム・トロが安打で繋ぎ、4番ロブ・レフスナイダーが4号3ランと4連打。この時点で8点差がつき、オリオールズは野手登板により白旗を挙げた。
さらに、二死満塁と好機を迎えたレッドソックスはデュランの押し出し四球の後、ディバースがトドメの12号グランドスラム。野手リベラが投じたスローボールを振り抜き、再び右中間スタンドに叩き込んだ。その後も攻撃の手を緩めず1イニングで打者2巡、計12安打を浴びせて一挙13点。結果的に今季チーム最多得点を奪い、同地区のライバルを粉砕した。
今季9年目のディバースは、開幕から指名打者として全52試合に出場し、打率.299、12本塁打、47打点、OPS.972の好成績をマーク。キャリア最多となる1試合8打点を記録したことでアーロン・ジャッジ(ヤンキース)や鈴木誠也(カブス)を一気に抜き去り、打点部門の全体トップに浮上している。
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