「これが最善の結果」「しばらくはこの瞬間を味わって、気持ちを切り替える」/F1第8戦予選コメント(2)

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2025年05月25日 17:30  AUTOSPORT web

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2025年F1第8戦モナコGP予選 ポールポジションを獲得したランド・ノリス(マクラーレン)
 2025年F1第8戦モナコGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが金曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)予選 5番手(Q1=4番手1分11秒431:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分10秒875:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分10秒669:ソフトタイヤ)

「FP3の時点で、自分たちに限界があることは明らかで、残念ながらセクター2ではかなり遅かった。もう少し速さがあることを期待していたが、僕たちが低速エリアで弱いことははっきりしている」

「縁石に関連する問題があった。このマシンでは常にそうだ。そして全体的に低速コーナーで苦戦している。今日はフィーリングが良くなく、バランスが不足していて、結果として5位にとどまった」

「ルイスとの一件について言えば、彼に対してチームは、僕がファストレーンで遅く走っていると伝えたようだ。つまり(妨害は)彼の責任ではなく、彼はこの問題には全く関わっていない。ただ、あれはとても怖い瞬間だった」

「明日は、2ストップ(義務化)がレースにどう影響するか、何をもたらすかを見ていく必要がある。有利に働く場合もあれば、不利に働く場合もあるので、今の時点では、どうなるかは分からない」

「ここは追い越しが難しいから、戦略に依存することになるだろう。その上で、レースが何をもたらすかを見ていくことになる」

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)予選 4番手(Q1=6番手1分11秒575:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分10秒883:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分10秒382:ソフトタイヤ)

「今日は厳しい一日だったが、多くのポジティブな要素もある。FP3の後にチームがマシンを修復してコースに復帰できるようにしてくれたことに、心から感謝している。素晴らしい仕事をしてくれた」

「予選では、持てる力を最大限に使って戦った。だから、当然、スターティンググリッドのポジション(が降格されたこと)にがっかりしている。今週末ずっとマシンのフィーリングにも、自分たちの進歩にも満足していたんだ」

「2ストップ戦略が義務化されたことで、間違いなくレースに複雑さが加わるだろうが、同時にチャンスが生まれる可能性もある。引き続きプッシュし続け、強力な結果を目指して戦うことを目指す」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 3番手(Q1=3番手1分11秒308:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分10秒858:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分10秒129:ソフトタイヤ)

「3位はまずまずの結果だ。僕の側では少し散漫な週末になっていたが、それでも何回か堅実なラップをまとめることができた」

「Q3での最初のラップは良い感触だったが、2回目のラップではヌーベル・シケインで小さなミスをしてしまい、最大限のタイムを出すことができなかった。それでも満足していいと思う」

「ランドは素晴らしい仕事をしたね。明日は2回のピットストップが義務付けられているので、エキサイティングなレースになるはずだ。どうなるか見てみよう」

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)予選 2番手(Q1=1番手1分11秒229:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分10秒581:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分10秒063:ソフトタイヤ)

「今週末を迎える前は、特に高い期待を抱いていたわけではなかったから、フリープラクティスで連続してトップに立てたことは、前向きな兆候と感じた。だからこそ、結局ポールを獲ることができなかったことに、多少の失望を感じている」

「明日のレースは興味深いものになるはずだ。2回のピットストップが義務付けられているために、チーム間で戦略的な駆け引きが生まれることになるし、グリッド後方からのマシンが上位争いに加わる可能性もあるため、面白くなるはずだ。母国のストリートサーキットでレースをするのが楽しみだよ」

(走行後の会見で語り)「常にやれることはあるものだが、最終的には、これが僕たちにとって可能な最善の結果だったと思う。本当に良いラップだった。最初のラップは少し残念だった。なぜなら、良いファーストラップを走れると、2回目のアタックに向けて少し自信がつくからだ。それができなかったし、セクター2でトラフィックに引っかかってしまった」

「もちろんとても悔しい。今年の僕たちのマシンには、勝利を狙えるポテンシャルがないことは理解している。でも今週末はマシンのフィーリングが良かったんだ。ここで2番グリッドだと、1位を奪うのはかなり難しいだろう」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 1番手(Q1=2番手1分11秒285:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分10秒570:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分09秒954:ソフトタイヤ)

「モナコでポールポジションを獲ることができて、最高の気分だ! こういう日を迎えるために、懸命に努力してきた。ポールを獲得するのが最も難しいこのモナコで、それを達成できたのは、本当に特別なことだ。サーキットにいるチーム全員、そしてファクトリーにいる全員をとても誇りに思う」

「ライバルたちとは異なる走行プランを採用した。それが最善であると信じて、それを貫いたんだ。このサーキットのQ3最終ラップでは、誰が他より多くのリスクを取れるかが結果を左右する。僕はうまくまとまったラップを走れた。フィニッシュラインを越えて、努力が報われたと分かった瞬間は、本当に素晴らしい気分になる」

「しばらくはこの瞬間を味わい、それから明日へと気持ちを切り替えるつもりだ」

(走行直後の会見で語り)「ここまで長い時間がかかったので、とてもうれしい。この数カ月、とても苦しんできた。どれだけ素晴らしい気分か、他の人には想像できないと思う」

[オートスポーツweb 2025年05月25日]

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