演歌歌手辰巳ゆうと(27)が25日、都内で開催された女子プロレスイベント「極悪祭」でダンプ松本(64)の応援に訪れ、最新曲「運命の夏」をリングで歌った。
ダンプは辰巳のファンであることを公言。7日に埼玉・アリオ深谷で行った辰巳の新曲キャンペーンに訪れたダンプのラブコールに応える形で実現した。
ダンプの「まず最初にダンプちゃんの大好きな王子様!」の紹介でリングに辰巳が登場。「BSで初めて見たとき、小指が動くんです」と辰巳のハマったその魅力を語り、「皆さん応援お願いします。今年は紅白に行くよね!」とエールを送った。
「運命の夏」を歌唱すると客席ではペンライトが振られた。サビでは、辰巳とともにアロハポーズも披露に「みなさん最高です!」と叫んだ。
歌唱後、「ゆうと! ゆうと!」の激しいかけ声にダンプは「けんか売ってるんじゃないんだかから!」とクレーム。「だれひとりダンプって言ってくれない」と続け、会場を笑いに包んだ。
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イベント後取材に応じた辰巳は、初めてのリングを「独特な雰囲気だった」と称した。「自分にはステージが戦場だけど、全然違う、心の中からふつふつと湧き出るような闘志が歌っている中でも出てきて、新鮮でもありながら、新しい歌のアプローチの仕方を感じた」。
ダンプファンからの声援は「想像していなかった」とし、「初めて見る方ばかりだと思っていたけど、ダンプさんのファンの方がアロハポーズも一緒にやってくださって、普段のコンサートとはまた違う楽しみがあった」と感想を述べた。
ダンプが辰巳のファンであることは知っていたという。だが、「かわいいがどっちの意味なのか。そのままなのか、ボコボコにしてやろうなのかの恐怖心はあったけど、優しい方だった」とし、「キャンペーンに来てくれたのがきっかけでイベントに呼んでいただいて、新たな辰巳ゆうとの扉を開いてくださったお方」とした。
その一方で、全盛期のダンプだったら「断っていたかもしれない」と笑った。「あの試合中の闘争心に満ちあふれた姿を見ると、さすがに近寄れない。こぶしはこぶしでも、僕らは回す方のこぶしなので。今でよかったなと思います」とシャレを交えて話した。
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