演歌歌手山本譲二(75)が25日、東京・江東区のティアラこうとうで、デビュー50周年記念コンサートを行った。
74年7月に芸名「伊達春樹」として「夜霧のあなた」でデビュー。78年に本名の「山本譲二」に改名をして「北ものがたり」で再デビューした。80年の「みちのくひとり旅」がミリオンヒットとなってスター歌手の仲間入りをはたした。
ライブ途中、前川清(76)がゲスト出演した。山本が前川宅に初訪問した際、初めて見た温水洗浄便座の操作が分からずにトイレを水浸しにしてしまったエピソードを披露。「北島のオヤジの家にもなかった。さすがスターは違うと思った。あれから数十年。いろんなことがありました」。
前川は「今日は福岡から来て、ステージが終わったらまた福岡に帰る」と言いながら「私がもらってうれしいのは花束よりもこれ」と大きなご祝儀袋を手渡し。中身は明かさないものの「1000万円をローラででぺちゃんこにした」と続けると、山本は「触ればわかる。これは10万ウォンです」と冗談交じりに返して感謝した。
2人は内山田洋とクール・ファイブのヒット曲「そして神戸」と「東京砂漠」をデュエット。「東京−」の歌唱の際は前川が「この歌はお年寄り向き。歌詞に『あなたが入れ歯(いれば)』とあるんです」とジョークで盛り上げてステージを降りた。
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