「べらぼう」20話、桐谷健太“大田南畝”の詠む狂歌に「狂歌ってフリースタイルのラップ」などの声上がる

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2025年05月25日 23:41  cinemacafe.net

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大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第20回
横浜流星主演の大河「べらぼう」。その20話が5月25日に放送され、狂歌の会に「めちゃくちゃ本気でふざけてて楽しい」といった感想が上がったほか、桐谷健太演じる大田南畝が即興で歌を詠む様に「狂歌ってフリースタイルのラップみたい」といった声も上がっている。

「JIN-仁-」「大奥」の森下佳子が脚本を手がけ、日本のポップカルチャーの礎を築いた“江戸のメディア王”蔦屋重三郎(蔦重)の生涯を描く本作。

吉原で耕書堂を開き、市中の本屋と対立しながらもヒット作を送り出す蔦屋重三郎=蔦重を横浜が演じるほか、蔦重と再びともに本作りをする喜多川歌麿に染谷将太。蔦重の義理の兄・次郎兵衛に中村蒼。吉原の女郎屋・大黒屋の女将から芸奴の見番となったりつに安達祐実。

挿絵も文章も書ける戯作者の恋川春町に岡山天音。鶴屋から「御存商売物」を出した戯作者・北尾政演<山東京伝>に古川雄大。藩士ながら作家としても活躍する朋誠堂喜三二に尾美としのり。平賀源内の相棒だった戯作者・狂歌師の平秩東作に木村了。細見を巡り蔦重のライバル的存在となる西村屋与八に西村まさ彦。江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在で蔦重と対立する鶴屋喜右衛門に風間俊介。蔦重に力を貸す須原屋市兵衛に里見浩太朗。十代将軍家治のいとこにあたる一橋治済に生田斗真。大奥総取締の高岳に冨永愛。世継ぎを巡り重大な決断を迫られる十代将軍・徳川家治に眞島秀和。家治に重用される田沼意次に渡辺謙といったキャストが出演。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
20話では耕書堂の黄表紙が大田南畝の「菊寿草」で高く評価され、蔦重は須原屋とともに「菊寿草」の著者である大田南畝(桐谷)を訪ねることに。そして蔦重は南畝から今江戸で人気の狂歌の会に誘われる。

次郎兵衛を連れ会に赴く蔦重。俳主の元木網(ジェームス小野田)が「わが恋は 鰻の見えぬ桶のうちの ぬらぬらふらふら 乾く間もなし」と朱楽菅江(浜中文一)の句を詠む。

好物もうなぎも愛しい女性も去り、自分だけが乾く間もない涙で濡れさまよい歩くという男心を詠ったと話す菅江に、南畝は「ふらふらではなく、むらむらとしてはいかがか」と返答、「うなぎはやはり“むらむら”でありたい」と続けると、それまで神妙な面持ちでいた蔦重も思わず笑ってしまう…。

そんな狂歌の会の様子に「忘八ベンチャーズの歌会のほうが数段品が良い」「真面目な顔で馬鹿馬鹿しいこと言ってて笑う」「狂歌会、めちゃくちゃ本気でふざけてて楽しい」などといった感想が。

また参加者が狂名を名乗っていることに「ほぼツイッターのオフ会だな…?」といった声や、その後の宴でいきなり歌を詠むよう言われ、上手く読めない蔦重をフォローするかのように即興で歌を詠む南畝を見た視聴者からは「狂歌って何なのかよくわかってなかったけど、お江戸ラップバトルって認識が近い……?」「狂歌ってフリースタイルのラップみたいなものかな」「狂歌って今でいうラップみたいな位置付け??」などといった反応も寄せられている。

【第21話あらすじ】
蔦重は鶴屋で政演が書いた青本が売れたことで、地本問屋との力の差を感じる。一方、意次は蝦夷地の上知の件で動き出す…。
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」はNHK総合で毎週日曜20時〜(再放送は翌週土曜13時5分〜)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。




(笠緒)

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