「子供のお小遣い」平均額はいくら? キャッシュレス時代の「お得なお小遣いの渡し方」も紹介

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2025年05月26日 10:20  Fav-Log by ITmedia

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子供のお小遣い、みんなはどれくらい?(出典:photo-ac.com)

 子供がいる家庭にとって避けては通れない「お小遣い」のこと。各家庭のルールに従い自由に決めるものですが、「〇×ちゃんはこれだけもらっている」「うちは少ない」など、子供から言われると、年齢に応じたお小遣いの相場を知りたくなりませんか。

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 そこでこの記事では、世帯調査から年代別のお小遣いの平均額を紹介します。お小遣いの相場を知ることで、ルールの見直しやしっかりした方針を作ることができるでしょう。

 さらに、キャッシュレスでのお得なお小遣いの渡し方も紹介します。気になる人はチェックしてみてください。

●「子供のお小遣い」年代別の平均額

 お小遣いの相場を知るために、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」から、年代別の平均額を紹介します。

 子供の1カ月当たりのお小遣いの全体平均を見ると、小学1・2年生が2213円、小学3・4年生が1751円、小学5・6年生が2054円、中学生が3860円、高校生が6629円となっています。小学3・4年生よりも小学1・2年生の方が多くなっているのは、年収によって幅があり、一部の極端な金額に平均が引っ張られている可能性があります。

 そこで、一番総数の多い500万円〜700万円世帯の平均額がより実態に近い金額になると思われるので、表内に赤字で示しました(表参照)。

 年間収入が500万円〜750万円世帯の子供の1カ月当たりのお小遣いは、小学1・2年生が1142円、小学3・4年生が1590円、小学5・6年生が1730円、中学生が3102円、高校生が6370円となっています。

 調査結果を踏まえて大まかに、小学生は1000円〜2000円、中学生は2000円〜4000円、高校生は5000円〜7000円あたりがお小遣いの金額の目安となるでしょう。

●今どきのお小遣いの渡し方

 最近はキャッシュレスが浸透し、現金しか使えない場所以外は全てキャッシュレスで支払いを済ませている家庭も多いのではないでしょうか。子供のお小遣いも例外ではありません。子供の年齢によりますが、電子マネーやスマートフォン決済で使えるようにお小遣いをチャージして渡す方法もあります。

 親世代からすると、お金の重みが実感できる「現金」にこだわりたくなりますが、時代の流れや便利さには逆らえないものです。

 キャッシュレスの利点としては、アプリで管理することで利用履歴が残る点です。子供は何にいくら使ったのかを振り返られる、親はそれを把握することができるので、現金に比べて管理がしやすくなります。

 キャッシュレスで渡すには、スマホやICカードなどを用意しなければならないので、子供の年齢や生活スタイルによる部分があります。子供が通学で電車やバスを利用するなら、交通系電子マネーにお小遣いをチャージするのも一つの方法です。

●「PayPay」でお小遣いを送るとお小遣いが増える!

 スマホを使い始めた子供なら、QRコード決済を利用している場合もあるでしょう。なかでもシェアが高い「PayPay」では、お小遣いを送るとお小遣いが増量するキャンペーンが開催されています(終了日は未定)。

「PayPay」のキャンペーン適用

 本人確認済みのPayPayユーザー(送る側、受け取る側の両方)が、「おこづかいを送る」または「定期的に送る」設定をしてPayPay残高を送ると、受け取る側はお小遣いのPayPay残高とその10%分のPayPayポイント(※)が受け取れます(出典:ソフトバンク)。

ソフトバンクまたはワイモバイルの親子

 ソフトバンクユーザー同士、またはワイモバイルユーザー同士(※1)なら、送る側と受け取る側両方に、送ったPayPay残高の10%分のPayPayポイント(※2)が付与されます。

ソフトバンクの親子で親が「ペイトク」プラン加入

 さらに、ソフトバンクユーザー同士で送る側が「ペイトク」(※1)プランに加入していれば、送る側と受け取る側両方に、送ったPayPay残高の20%分のPayPayポイント(※2)が付与されます。

●まとめ

 お小遣いの年代別平均額から、大まかな目安をお伝えしました。しかし、各家庭の事情や方針などもあるので、金額や渡し方に正解はありません。

 大切なのは、家庭内でよく話し合ってルールを決めることです。その際は、親の一方的な方針の押し付けにならないように、子供の意見にもしっかり耳を傾けましょう。お金の大切さや適切な使い方を親子で学んでいけるとよいですね。

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