
大切な日に限って、災難が降りかかることもある。投稿を寄せた60代女性(神奈川県)は、大学入試の当日に財布を盗まれたことがある。(文:西荻西子)
「祖母からもらった赤い、ガマ口財布をスリに取られました。その日、私は大学の入試で山手線に乗っていました。満員電車で具合が悪くなり、途中下車したら、カバンのファスナーが開いていて財布がありませんでした」
財布を盗まれても「今日これ以上悪いことはない!」
「やられた!」と思ったが、ガマ口財布の中に入れていたのは帰りの交通費だけだった。
「祖母が私の合格祈願に荏柄天神でいただいたお守りに一万円札を入れてくれていたので慌てることはありませんでした。かえって、今日これ以上悪いことはない! 合格する! と腹が据わりました」
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祖母にもらった財布を盗まれたものの、同じく祖母にもらったお守りに助けられたという女性。受験の結果は合格で、「おばあちゃんのおかげです」と思ったようだ。
しかし、「ただ、赤いガマ口財布は小学生のときから大事にしていたので、盗まれたのは悔しい」ともコメントした。何十年経っても忘れられない出来事のようだ。
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