
【動画】衝撃シーンの連続! 『近畿地方のある場所について』本予告
背筋による発行部数35万部突破の同名小説を白石晃士監督のメガホンで実写化する本作は、“ある場所”の謎を追う【場所ミステリー】。監督の大ファンという原作者・背筋も自ら脚本協力として参加している。
失踪事件の調査を進めるにつれて“ある場所”へと導かれていくオカルトライター・瀬野千紘(せのちひろ)役に菅野美穂。千紘と行動を共にしていくうちに“ある場所”の謎に魅せられていく雑誌編集者・小沢悠生(おざわゆうせい)役に赤楚衛二。
この度、本作の主題歌が、椎名林檎による書き下ろし楽曲「白日のもと」に決定。併せて解禁された本予告映像で、その音源の一部も初披露された。椎名は、ロック、ジャズ、クラシックをベースに、民族音楽、歌謡曲、R&B、エレクトロニカなどの要素を取り入れた音楽と独創的な歌詞、圧倒的なパフォーマンスで魅了し続ける、トップアーティストのひとり。
主題歌について、椎名は「ホラーは私の十八番です。こんなに恐ろしい原作の映画化に際し、主題歌をご注文いただき感激しきりです。しかし今回はおどろおどろしさを求めてのご依頼ではなさそう。軽い気持ちでお受けしたことを恥じ、この物語に重く横たわる問題に私は只管向き合いました。それは自身の問題でもあり人生に於ける最も大きな脅威で、真に迫る描写を目指すほどに苦しかった」と込めた想いを明かし、「結果、作品へ寄り添わせていただけておりましたらさいわいです。菅野美穂氏はじめキャストみなさまのお芝居を楽しみにしております。貴重な機会をくださり、ほんとうにありがとうございました」とメッセージを寄せている。
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菅野は「私が演じた千紘というキャラクターの心情にとことん寄り添って作ってくださった曲で、感謝しかありません」、赤楚は「余韻に浸れるエンドロールになると非常に楽しみです」とコメント。白石監督は「物悲しさの中からやがて力強い美しさが立ち昇るこの曲からは、まるで映画のもう一つの世界が見えてくるようで、ただただ沁みます」と評した。
本予告映像は、怪現象、行方不明、未解決事件が多発する“ある場所”について解説するところから始まる。行方不明のオカルト雑誌の編集者が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々だった。彼はなぜ消息を絶ったのか?いまどこにいるのか?
同僚の編集部員・小沢(赤楚)と記者の千紘(菅野)は、行方を捜すうちに恐るべき事実に気がつく。それらはすべて、“近畿地方のある場所” へとつながっていたのだ。真相を確かめるため、誘われるように“その場所”へと向かうふたり。だがそこは、決して見つけてはならない、近づいてはならない禁断の場所だった。映像にはハンドルを握りしめながら吼(ほ)え、祠(ほこら)の前で狂気を帯びる千紘の姿も。果たして最後に映し出される、赤い服の女の正体とは…。
本ポスタービジュアルは、「私の友人が行方不明になりました。情報をお持ちの方はご連絡ください。」という意味深なコピーとともに、行方不明者たちと思われる顔写真が数多く並べられたもの。よく見ると、その中には千紘と小沢の顔写真も。ふたりの運命が気になる、底知れない不気味さを感じさせるビジュアルに仕上がった。
また今回、本作が「au推しトク映画」の対象作品となることが決定。Pontaパス会員は、土日や祝日も含め、公開期間中はいつでも一般・大学生1100円、高校生以下900円で鑑賞することが可能。同伴者も1名まで割引価格の対象となる。
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※キャスト、監督、プロデューサーコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■菅野美穂(瀬野千紘役)
椎名さんに主題歌をお引き受けいただけたことで、映画の世界観を最後のエンドロールまで締めて頂ける安心感を抱きました。そして、私が演じた千紘というキャラクターの心情にとことん寄り添って作ってくださった曲で、椎名さんらしさもありながら、私たちにすごく寄り添って頂き、感謝しかありません。
■赤楚衛二(小沢悠生役)
主題歌が椎名さんとお聞きして、僕の中ではホラーのイメージがなかったので驚きました。映画の世界観と通じる、菅野さん演じる千紘さんの想いが1つのテーマとしてあり、そこに椎名さんの世界観がマッチした曲になっているので、余韻に浸れるエンドロールになると非常に楽しみです。
■白石晃士(監督)
私の監督作に、まさか椎名林檎さんによるこんな素晴らしい主題歌が流れるなんて!光栄で、嬉しくて、身震いしながら曲を聴かせていただきました。物悲しさの中からやがて力強い美しさが立ち昇るこの曲からは、まるで映画のもう一つの世界が見えてくるようで、ただただ沁みます。是非とも皆さんに、映画体験として劇場で浴びていただけたら幸いです。どうぞ、どうぞお楽しみに!
■櫛山慶(プロデューサー)
かねてより、日常とタブーの狭間を艶やかに描く椎名林檎さんの表現力に魅了されてきました。本作は、近畿に潜む “触れてはならない場所” をめぐる物語。椎名さんの声と言葉こそ、この世界観に響くと確信しオファーいたしました。映画本編と脚本を丹念に読み込み、生み出してくださった主題歌には、物語の「想い」が余すことなく封じ込められています。エンドロールが動き出す瞬間、観客の背筋を再び震わせる、その最後の一押しを、椎名林檎さんの歌に託しました。ぜひ劇場で体感してください。
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