お笑いタレントのヒロミが10日、日本テレビ系「DayDay.」(月〜金曜午前9時)に出演。大分県別府市で起きた死亡ひき逃げ事件から約3年がたつことについて私見を示した。
番組では、22年6月29日夜、大学生2人が車ではねられ、うち1人の男性が亡くなったひき逃げ事件について取り上げた。大分県警は警視庁が道交法違反容疑で重要指名手配していた八田與一(はった・よいち)容疑者の容疑に、殺人と殺人未遂容疑を追加し、新たに逮捕状を取ったこと発表している。
ヒロミは、「こういう事件が殺人に切り替わるのにこんなに時間がかかるのか不思議に思う」と疑問を投げかけた上で「すごい凶悪だと思う。絶対に逮捕してもらいたいと思っている」と語った。
また、ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長のイシケンこと、石田健氏は、容疑に殺人と殺人未遂が加わったことの効果に言及。「時効なしは大きいと思いますね。もちろん、捜査が時効関係なくできる。犯人、関係者に『逃げ切ったら終わりじゃないぞ』と伝えるという意味でも大きい契機。ソーシャルメディアを見ていても、定期的に話題とか顔とか出てくるにもかかわらず、まだ捕まっていない。何か出てくることによって人々の意識が高まるというところでも、殺人罪の切り替えは大きい」と語った。
事件は、バイクで信号待ちしていた大学生2人に対し、八田容疑者が運転する軽乗用車が追突し、当時19歳だった男子大学生が死亡した。捜査関係者によると、現場となった交差点にブレーキ痕はなく、容疑者が制限速度40キロを超える猛スピードで車をぶつけたとみられている。事件後、容疑者ははだしで逃走し、今でも捕まっていない。
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