
米や野菜の安定供給の揺らぎ、価格高騰、食料自給率の低下など、今、日本の農業はさまざまな危機に直面している。なぜこうした状況が起きてしまうのか? パスコ(東京)が企画・運営するWebメディア「地球の学校」がこのほど、記事「私たちの食卓を豊かにしてくれる農業の未来は?」を公開した。
2024年夏に小売店の店頭から消えた米。2025年に入っても品不足や値段の高止まりは続き、政府の備蓄米の放出なども連日ニュースになっている。身近な野菜の価格も不安定になり、「今後、米や野菜が手に入らなくなってしまうのでは」と不安も頭をよぎる。日本の農業は今どのような問題を抱えているのか、パスコ農業情報課の小林沙綾さんが分かりやすく解説している。家計に直結する農業問題のリアルを知り、未来への希望を探るための一助になりそうだ。
パスコは、1953年に航空測量事業者として創業し、現在は、人工衛星・航空機・ドローン・専用車両・船舶などに多彩なセンサーを搭載し、測量・計測技術で社会の事象を捉えている。収集した情報を加工・処理・解析し、国土の管理・保全、自然災害・環境対策、インフラ老朽化対策などの社会課題の解決に貢献する空間情報サービスを提供している。同社が運営するWebメディア「地球の学校」は、さまざまな社会課題を解決するための知識と学びの提供を狙いとしている。空間情報技術の専門家として社員が話し手となり、読者と共に未来を考え、より良い社会を目指すための情報を発信している。
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