今夏の去就に注目が集まるギェケレシュ [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドがスポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュへの関心を継続しているようだ。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2024−25シーズンのプレミアリーグで過去最低の15位に終わったマンチェスター・ユナイテッドは、雪辱を期す新シーズンに向けて前線の強化に乗り出している。ウルヴァーハンプトン(ウルブス)に契約解除金の6250万ポンド(約122億円)を支払い、ブラジル代表FWマテウス・クーニャを確保したほか、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得に向けてブレントフォードと交渉を進めていることも明らかになっている。
センターフォワード(CF)の補強も目指しているマンチェスター・ユナイテッドは、スポルティングで異次元の決定力を発揮しているギェケレシュにも長らく関心を寄せている。今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドは同選手の代理人と数日間に渡って連絡を取り合っており、個人的な条件に関する交渉を進めているとのこと。ルベン・アモリム監督はスポルティング時代の教え子であるギェケレシュを高く評価しており、共闘を望んでいるようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「マンチェスター・ユナイテッドは獲得リストに残り続けているギェケレシュに関して、毎日連絡を取り合っている」と指摘。今夏の移籍市場での獲得に向けて具体的な動きを見せているようだ。
なお、ギェケレシュに対してはアル・ヒラルやユヴェントス、アトレティコ・マドリードなども関心を寄せている模様。アーセナルの獲得候補としてもリストアップしているが、現在はライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコとの交渉を優先しているものと見られている。
果たして、2023年夏のスポルティング加入からここまで公式戦102試合で97ゴールを挙げてるギェケレシュは、来シーズンどのクラブでプレーすることになるのだろうか。