贈呈されたバラの花束=10日、福岡市中央区 15日は「父の日」。福岡市内のバラ生産者らは10日、福岡市役所を表敬訪問し、高島宗一郎市長に市内産のバラ50本を贈呈した。バラを贈る取り組みは今回で35回目。受け取った高島市長は「母の日はカーネーションのように父の日はバラを贈る習慣をもっと知ってほしい」と話した。
生産者によると、贈呈されたバラは「はんなり」という品種。青みのあるピンク色の花びらが特徴で、とげが少なく扱いやすいという。
福岡市のバラ生産量は県内で一番多く、約40%のシェアを誇る。贈呈したバラの生産者である浜地祐希さんは「物価高の昨今、花を贈る機会は減っているが、花の魅力を知って若い人らを中心に多くの方々に飾っていただきたい」と話した。