大学生向け時間割アプリを提供するペンマーク(東京都目黒区)の調査によると、Z世代が就職先を選ぶ際に重視したことは「給与・待遇」が最も多かった。なお、本調査では、Z世代を1996〜2005年生まれと定義する。
Z世代の学生が就職先を選ぶ際に重視することは、「給与・待遇がいい」(78.0%)がトップ。2位の「仕事内容が魅力的・やりがいがある」(47.0%)と比べると、30ポイント以上の差があった。学生では「勤務地・通勤時間」はランク外だったが、社会人では30.0%が重視した。
社会人の20.5%が、退職・転職を考えた経験が「頻繁にある」と回答した。「時々ある」(41.0%)と合わせると、退職・転職を考えたことがある社会人は6割以上に達した。
副業や兼業については「条件や機会があればしてみたい」「積極的にしたい・興味がある」と回答した割合が、学生では72.9%、社会人では79.0%に上った。
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出世に対しては、Z世代の32.1%が「特に出世は望まない」「現場で専門性を高めたい」と回答した。
退職代行サービスについては、Z世代の51.7%が「特別な事情がある場合に役立つ」と回答し最多だった。「中立的な意見」(31.1%)、「非常に有効なサービス」(12.5%)が続き、「好ましくない」としたのは4.7%だった。
本調査は、583人(学生407人、社会人178人)を対象にインターネットで実施した。
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