自身の解任提案に反論＝「業績、株価で判断を」―太陽ＨＤ社長

　半導体材料大手の太陽ホールディングス（ＨＤ）の佐藤英志社長は１０日までにインタビューに応じた。株主の投資ファンドが佐藤氏の解任を求めていることについて「（直近の）業績と株価が過去最高であることを見ていただきたい」と述べ、再任へ自信を示した。株主総会は２１日開催。

　同社は、株式の約１１％を保有する香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントから、「過大な報酬」などを理由に佐藤社長と取締役１人の解任を求める株主提案を受けている。これに対し佐藤氏は「オアシスの主張は的外れだ」と反論。「私が社長に就任して以来、業績は堅調に推移している」と強調した。