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レターパックの差出人欄の個人情報を悪用し女性に電話をしたとして郵便局員が逮捕された事件で、警視庁蒲田署は10日、日本郵便社員、能勢陽一容疑者(39)=東京都大田区東嶺町=を別の女性に対する郵便法違反と脅迫容疑で再逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。能勢容疑者のスマートフォンからは郵便物に記載された女性の個人情報を撮影した写真が200枚以上見つかり、関連を調べている。
再逮捕容疑は、蒲田郵便局(大田区)に勤務していた1月26日、局内でレターパックライトの仕分け中に、20代女性の個人情報を撮影。2月9日にこの女性に電話をかけ、女性の自宅マンション名や部屋番号、氏名を言った上で「あなたのことを監視している」などと脅迫したとしている。容疑を認めているという。
捜査関係者によると、能勢容疑者は非通知で電話しており、「相手が困惑したり怒ったりする様子が楽しかった」「差出人情報を撮影するのは私の生活の中で習慣化していた」などと供述しているという。
能勢容疑者は別の20代女性の個人情報を元に電話をして面会を強要したとして、郵便法違反と強要未遂容疑で5月に逮捕された。【菅健吾】
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