明日12日は東・北日本で晴れ間戻る 九州・四国は強雨に 土日は再び広範囲で大雨か

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2025年06月11日 18:17  日本気象協会

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明日12日(木)は東日本や北日本を中心に晴れ間が戻る一方、九州・四国では引き続き強まる雨に注意が必要です。また、14日(土)から15日(日)にかけては、西日本や東日本を中心に、再び広範囲で大雨となる恐れがあります。

明日12日 東・北日本は洗濯チャンス 九州・四国は雨強まる恐れ 台風1号は大陸へ

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明日12日(木)は梅雨前線がやや南下し、東日本・北日本を中心に晴れ間が広がる見込み。梅雨入りした地域も多く、貴重な晴れ間となりますので、日差しを有効に活用なさってください。
一方、九州や四国は引き続き梅雨前線の影響で雨が降りやすく、局地的に雷を伴って、雨が激しく降る恐れもあります。すでにこれまでの雨で地盤が緩んでいる所も多く、土砂災害に注意・警戒が必要です。

また、今日11日(水)午前9時には、南シナ海で台風1号が発生しました。台風1号は今後大陸方面へ進んで勢力が弱まり、日本列島に直接影響することはなさそうです。ただ、南の海上に新たに熱帯低気圧が発生する見込みで、これとともに日本列島に間接的な影響を及ぼす可能性があります。

日本の南で新たに熱帯低気圧が発生か

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日本から離れた南の海上に目を移すと、明日12日(木)までにフィリピンに近い海上で「熱帯低気圧」が発生する見込みです。今日11日(水)に発生した台風1号も含めて、日本列島に直接影響を及ぼすことはなさそうですが、間接的な影響には注意が必要。梅雨前線の活動を活発化させる恐れがあります。

前線の活動が活発化する恐れも

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明後日13日(金)は再び西から梅雨前線が北上し、西日本で雨の範囲が広がる見込みです。14日(土)には前線が日本海まで北上。15日(日)にかけて、熱帯低気圧もしくは台風1号周辺の非常に湿った空気が流れ込み、前線の活動がかなり活発になる恐れがあります。西日本・東日本の広い範囲で、週末は再び大雨となりそうです。

土日を中心に再び梅雨末期のような大雨に

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西日本では13日(金)から次第に雨の範囲が広がり、雨脚が強まる恐れもあります。14日(土)にはさらに雨の範囲が広がり、西日本を中心に発達した雨雲が次々と流れこむ見込み。15日(日)は東日本でも広く雨が強まり、東海地方周辺を中心に雨量がかなり多くなる恐れがあります。
再び梅雨末期のような大雨となり、災害の危険度が今よりも高まるでしょう。明日12日(木)は比較的天気が落ち着く所も多いため、大雨への備えを進めておいてください。

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