『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』で木村柊也と対戦するヴガール・ケラモフ (C)ORICON NewS inc.■『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』全選手インタビュー(12日/札幌市内ホテル)
メインイベントで木村柊也と対戦する元フェザー級王者のヴガール・ケラモフが、2日後の試合に向けて「なるべく早くフィニッシュしたい。最初からできることはやって、フィニッシュにつなげたい」と意気込みを語った。
【動画】平本蓮、ケラモフVS木村柊也を語る「意外にワンチャンある」王者・シェイドラエフ撃破の分析も 2023年7月に朝倉未来に勝利して第4代フェザー級王者となったケラモフは、11月の自国のアゼルバイジャン大会で鈴木千裕に1ラウンドKO負けを喫し、初防衛に失敗。1年ぶりに復帰した24年11月の名古屋大会では、摩嶋一整を1R僅か28秒でTKOし再起を果たす。大みそかには1階級上のホベルト・サトシ・ソウザのライト級タイトルに挑戦したが、サトシの三角絞めにタップし無念の1R一本負けで二階級制覇とはならなかった。
半年ぶりの参戦となる今回、MMAデビューから5戦連続1ラウンドKO中の木村と対戦。印象について「いい選手なのでいい試合ができると思います」と評価するも、「私はどんな試合でも“魅せる試合=圧倒的に勝利する”を心がけているので、2日後もそうなると思います」と静かに自信をにじませた。
この試合の勝者が、7月27日開催の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(さいたまスーパーアリーナ)でラジャブアリ・シェイドゥラエフの持つフェザー級ベルトの挑戦者の第一候補となること、そしてそれを聞いたケラモフが「非常に前がかりになっている」と榊原信行CEOから明かされていた。
その点を聞かれたケラモフは「今は目の前の試合に集中しています」と冷静に返答。シェイドゥラエフがベルトを奪った『RIZIN男祭り』のクレベル・コイケ戦についても「シェイドゥラエフが勝つと思っていた。クレベルのコンディションがあまり良くないと知っていたので」と分析した。
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