【フィギュア】指導者本格始動の浅田真央さん 今後のプロスケーター活動は「ハーフ、ハーフ」

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2025年06月12日 15:09  日刊スポーツ

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「木下MAOアカデミー」設立発表会に登壇し、記者の質問に答える浅田真央さん(撮影・鈴木みどり)

フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪(オリンピック)銀メダルの浅田真央さん(34)が、コーチ業を本格始動する。


12日、木下グループと共同で「木下MAOアカデミー」「木下MAOクラブ」を設立すると発表。都内で発表会に臨んだ。東京を拠点に8月1日に開業する。


元世界女王の浅田さんは五輪2大会に出場し、17年4月に競技から引退。プロスケーターとして活動し「浅田真央サンクスツアー」や「BEYOND」などで全国を回った。24年11月には東京・立川市に「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」がオープン。さまざまな活動を通して、フィギュアスケートの普及や発展に寄与してきた。


プロスケーターとしての今後の活動については「今後は今のところ、MAOアカデミーとMAOクラブに全力集中する形で進んでいきたいと思います」と説明。追加質問に「ハーフ、ハーフです。久しぶりに言いたかったので(笑い)」と笑顔で会場の笑いを誘った。


「ハーフ、ハーフ」は14年ソチ五輪から帰国した直後の日本外国特派員協会での会見で、進退の確率を問われ、「今のところハーフ、ハーフぐらいです」とほほ笑み交じりに答えたもの。この発言は14年スポーツ界で頻繁に使われ、野球界、陸上界などで「ハーフ、ハーフ」がブームになった。


◆浅田真央(あさだ・まお)1990年(平2)9月25日、名古屋市生まれ。小学5年で全種類の3回転、6年で3回転半が跳べるようになる。15歳だった05年グランプリ(GP)ファイナルで初出場優勝。06年トリノ五輪には年齢制限で出場できなかったが、10年バンクーバー五輪で銀メダル。14年ソチ五輪は6位。世界選手権は08、10、14年に優勝。全日本選手権は6度優勝。1年間の休養を経て15年5月に現役続行を表明。17年4月に現役引退を発表し、プロスケーターに転向した。

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