
「男性の方から『結婚しよう』とか言われたことがなかったので、今回が初めて。“交際0日婚”とか『いいなぁ』って思ってたけど、まさか自分が、という感じです」(『めざましメディア』のインタビューより)
電撃入籍を発表した梅宮アンナ
5月23日、出会って10日での電撃入籍を発表した梅宮アンナ(52)。お相手は、世界で活躍するアートディレクターの世継恭規氏(59)。芸能界で特に多いように感じるスピード婚、何か理由が? リポーターとして多くの芸能人夫婦を取材してきた川内天子さんに聞いた。
「下手に付き合って周りで騒がれてダメになるよりも、タイミングを逃さないで結婚しちゃえ!という勢いもあるのでは。芸能人同士だと、相手の情報や噂は周囲からも入ってきますし、共演ともなれば、お互いの人となりがわかってくることも。だからこそ、本格的に交際する前にある程度見極めることもでき、スピード判断が下せるのだと思います」(川内さん、以下同)
例えば、芸能界の「交際0日婚」といえば、元放送作家で実業家の鈴木おさむ氏とお笑いタレントの大島美幸。初めて会ったときに鈴木氏が大島にプロポーズした逸話は有名だ。
「鈴木さんが大島さんに対して、何か相通ずるものや感性をビビッと感じ取っていたからこそ」
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昨年10月に結婚23年目を迎え、ますます仲むつまじい様子だ。
山本耕史と堀北真希も「0日婚」
山本耕史と堀北真希も同じく「0日婚」。
「2009年のドラマ初共演から6年後、再び共演した舞台がきっかけでした。山本さんが堀北さんに手紙を約40通渡すなど猛アタック。交際は断られたものの、“結婚だったら想像できる”と堀北さんに言わせ、山本さんの熱い思いで見事寄り切った感じ。堀北さんとしても、仕事でやりたいことの区切りを感じていた時期だったのか、おふたりのちょうどいいタイミングでもあった気がします」
交際3か月婚だった堺雅人と菅野美穂については、
「それなりの年齢まで恋愛を重ねてきて、相手に“大人”を感じたのでは。お互いの仕事も尊重するなど、見ていて安心のカップルです」
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南海キャンディーズ・山里亮太と蒼井優は交際2か月婚。
「びっくりしたことのトップクラスに入る電撃婚でした。結婚会見では山ちゃんが蒼井さんをかばって一生懸命話し、蒼井さんはほとんど話さなかったものの最後に“山里さんの仕事に対する姿勢を本当に尊敬しています”。
なんて人間の器が大きいんだろうと。双方筋が通っていて、浮ついていないことが伝わってきました」
どのエピソードからも見えてくるのは、
「勢いだけと思われがちですが、相手をリスペクトしていたり、きちんと芯が通った見方ができている。実はお互いを冷静に見極められる環境にあるからこそ、芸能界のスピード婚が多いのではないでしょうか」
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今でも円満カップルが多いのは、そういった事情があるようだ。