ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のFukaseさんが6月13日にInstagramを更新。1年半前まで闘病していたことを明かし、「止まらないランニングマシンに乗ってる様だといつも思っていた」と当時を振り返っています。
Fukaseさんは、「この写真は載せるつもりは無かった」と施設の地面に横たわった姿など、力のない表情を浮かべた写真を多数公開。
「目に力が無く、無感動で、無感情な表情は人からは分からないかも知れないけど、自分から見ると今でも鮮明にショッキングに映る。酷い船酔いの様な、二度と酒を飲まないと誓う二日酔いの様な体調がおよそ二年間続いた」と2年にわたる闘病中の写真であることを明かしています。
闘病中は、「食事は喉を通らないが、酒を浴びるように飲めば吐くほどのピザを胃に詰め込んだ。少ない口数だが、出てくる言葉は禍々しく、汚く、醜く、弱かった。謝っているような、怒っているような」と心身ともに不安定な状態だったというFukaseさん。
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「色んな人に迷惑をかけたし、傷付けもした」と対人関係にも影響を及ぼしていたそうで、「許されるとは思っていないけど、許せる人にはなれると思っている」と思いをつづっています。
体調不良は1年半前に回復したそうで、最後には「何の生産性も無く、無意味なあのベッドルームでの戦いがおれの血や肉になってると良い」「ようやく自分の人生を前に進み始める事が出来ました」と前向きな思いを言葉にしたFukaseさん。
ファンからは、「文章を読んでるだけで心に来るものがありました」「生きててくれてありがとう」「そんな状況の中でも止まらずにSEKAI NO OWARIを続ける力が本当に凄いです」「最近お元気なようでファンも嬉しいです!」「そんな辛い想いをしながら私たちに大切な曲を届けてくれてありがとう」などの反響が寄せられています。
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