ソン・ガン Photo by Han Myung-Gu/WireImage 6月10日に兵役を終えて除隊したBTS Vが個人Instagramのストーリーにアップした2ショットのお相手は、まさかのソン・ガン。トレーニングジムでポーズをとる姿や、韓国式プリクラ「人生4カット」を撮影する様子が収められ、話題となっている。
Vと同じ部隊で過ごしたというソン・ガンは10月1日に除隊予定と伝えられている。それまでは、重要なキーパーソンを演じるイ・ジェフンvsク・ギョファンの映画『脱走』(6月20日公開)を通して、スクリーンで出会うことができる。
2017年、日本の漫画原作の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(ABEMA、Prime Videoほか配信中)でデビュー。ヒロインに片想いするギター担当のペク・ジヌを演じた。
「マンチッナム(マンガから出てきたような男)」として、ネクストブレイク俳優の登竜門SBS「人気歌謡」でMCを務めるなど認知度を高め、人気WEB漫画を実写化したNetflixシリーズ「恋するアプリ Love Alarm」の孤独なトップモデル、ファン・ソノ役で注目を浴びる。
さらに、“半怪物状態”となるチャ・ヒョンス役を熱演した「Sweet Home−俺と世界の絶望−」は、配信開始から4週間で全世界2,200万世帯で視聴される大ヒットに。
同じくWEB漫画を原作にした「ナビレラ〜それでも蝶は舞う〜」では事情を抱えながらもバレエダンサーを目指すイ・チェロク、そして「わかっていても」ではユ・ナビ(ハン・ソヒ)が思わず求めてしまう、ミステリアスでつかみどころのないパク・ジェオン役でグローバル人気を掴み、いずれもNetflix作品だったことから「Netflixの息子」と呼ばれた。
悪魔役がハマった「マイ・デーモン」(配信中)、そして「Sweet Home−俺と世界の絶望−」シーズン2・3(配信中)を届けた後、昨年4月に入隊。
入隊前に撮影していた今回の映画『脱走』では、何としてでも脱北を試みるギュナム(イ・ジェフン)を追い詰めるエリート高官ヒョンサン(ク・ギョファン)の人生に影響を与えたキーパーソンに。
登場シーンはわずかながらも、「旋律のピアノ兄貴」ことピアニスト志望だったヒョンサンが纏う悲哀の“理由”となっている。
除隊後の作品では「マンチッナム」「Netflixの息子」に続く、新たな称号を手に入れることになるのか。その日を期待して待ちたい。
“悪魔”や謎めいた青年役がハマる
☆ソン・ガン プロフィール
生年月日:1994年4月23日
出身地:京畿道水原市
☆主な出演作
「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(2017、ドラマ)
「今日、妻やめます〜偽りの家族〜」(2017、ドラマ)
『ビューティフルヴァンパイア』(2018、映画)
「悪魔がお前の名前を呼ぶ時」(2019、ドラマ)
「恋するアプリ Love Alarm」シーズン1(2019、ドラマ)
「Sweet Home〜俺と世界の絶望〜」(2020、ドラマ)
「恋するアプリ Love Alarm」シーズン2(2021、ドラマ)
「ナビレラ〜それでも蝶は舞う〜」(2021、ドラマ)
「わかっていても」(2021、ドラマ)
「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」(2022、ドラマ)
「マイ・デーモン」(2023、ドラマ)
「Sweet Home〜俺と世界の絶望〜」シーズン2(2023、ドラマ)
「Sweet Home〜俺と世界の絶望〜」シーズン3(2024、ドラマ)
『脱走』は6月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。現在イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン、ソン・ガンのブロマイドが付いた映画前売券を販売中。
(上原礼子)