長澤まさみ、上品白ノースリワンピから二の腕すらり　謎の人形・アヤちゃんとともに不穏な登壇

　俳優の長澤まさみが13日、都内で行われた映画『ドールハウス』初日舞台あいさつに登壇した。

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　すらりとした二の腕がノースリーブからのびる品のある白のタイトワンピースを身にまとった長澤が、劇中で長澤演じる主人公とその家族を翻弄する謎の人形・アヤちゃんを乗せたベビーカーを押し劇場扉から登場。清潔感のある佇まいがかえってアヤちゃんとのコントラストを際立たせ恐怖をあおった。

　途中でアヤちゃんを腕に抱えた長澤は、客席の間を通り、先に登壇したキャスト陣と監督のいるステージへ。上がる際に瀬戸を通じて監督へアヤちゃんをバトンタッチした。

　イベントでは次々と”ゾクゾク”演出が発生。子どもの走る音が場内に響き渡ったり、突然電気が消えたり、笑い声が聞こえたり、スクリーンにアヤちゃんの顔が大きく映し出されたりと背筋の凍るような現象が相次いだ中、長澤は驚きと恐怖を見せながらも、どこか楽しんでいた様子。本作に出演したYouTuber・ESPOIR TRIBEのサプライズ登場にも笑顔を見せていた。

　最後のあいさつでは「本当にたくさんの方にドキドキわくわくゾクゾクしながら観ていただきたいです」と期待を込めた長澤。「映画館での上映は、今はあっという間に終わってしまうので、ぜひいい映画を、楽しい映画を皆さんと共有できたらいいなと思っています」とし、「きょうは皆さんありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。

　本作は、110分間、怒涛の展開を見せ続けるノンストップの“ドールミステリー”。世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるポルト国際映画祭で、最高賞であるグランプリ「Best Film Award」を受賞。香港国際映画祭、ウディネ・ファーイースト映画祭で上映され、海外20ヶ国以上での上映が決定している。

　イベントにはそのほか、瀬戸康史、池村碧彩、風吹ジュン、矢口史靖監督が登壇した。MCは荘口彰久が務めた。

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