<柔道:世界選手権>◇13日◇第1日◇ブダペスト◇男子60キロ級、女子48キロ級
24年パリオリンピック(五輪)男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(29=パーク24)が、6度目の世界選手権で初優勝を飾った。
2回戦から登場し、5試合を勝ち抜いた。初戦は開始早々に技ありを奪われるなど苦戦したが、3つの反則を引き出して辛勝。
3回戦、準々決勝、準決勝は優勢勝ちで勝ち上がった。決勝はロマン・バラディエピカール(フランス)と対戦。袖釣り込み腰、背負い投げでの合わせ技で、一本勝ちした。
大会前には「タイトルを取れていないので、取りたい。自分を超えていく大会にしたい。実力を発揮できれば間違いなく勝てる」と意気込んでいた。過去5大会では、18年バクー大会、19年東京大会での3位が最高。24年パリ五輪でも銅メダルで、世界の壁を越えられずにいたが、ついに突き破った。同級の日本勢としては、22年の高藤直寿(32=パーク24)以来3年ぶり制覇となった。
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女子48キロ級の古賀若菜(23=JR東日本)は、2大会ぶりの銅メダルを獲得した。準々決勝でアビバ・アブジャキノワ(カザフスタン)に反則負け。敗者復活戦に回り、3位決定戦でパリ五輪銅のシリヌ・ブクリ(フランス)に優勢勝ちした。
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