フィギュアスケート男子で24年5月にプロに転向した宇野昌磨さん(27)が初めてプロデュースするアイスショー「Ice Brave(アイスブレイブ)」愛知公演が14日、長久手市の愛・地球博記念公園アイススケート場で開幕した。
競技者時代のショートプログラム(SP)やフリー曲など、計18曲を90分間ノンストップで続ける異例のショー。本田真凜さん、本郷理華さん、中野耀司さん、唐川常人さん、櫛田一樹さん、競技者時代に師事したステファン・ランビエルさんとともに初日の2公演を通した。五輪で日本最多3個のメダルを獲得した元世界王者は「7人だからこそできることでもあり、7人だからこそめちゃめちゃ大変ではあると思いますが、皆さんが最後までついてきてくださって、素晴らしい初日を迎えることができました」と仲間たちに感謝した。
後半では本田さんとカップルを組み「Wild Side」に乗せてアイスダンスを披露。息の合ったツイズルを見せると、宇野さんが本田さんを両手で持ち上げながら滑る「リフト」でも観衆を沸かせた。昨年10月からアイスダンス用のスケート靴で稽古を積んだといい「見るよりも大変なんです。1周回るだけでも。この難しさ、ほんとに伝わってほしい」と苦笑。「コラボナンバーとして見られたくないという思いがあった」とこだわりをのぞかせ「もっと素晴らしいものを2人で、このアイスショーで作れたらいいなとは思います」と意欲を示した。
15日も同会場で公演。福岡公演(6月21〜22日)、新潟公演(7月12〜13日)も控えている。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。