吉沢亮(31)の主演映画「国宝」(李相日監督)が、6日の初日から15日までの10日間で興行収入(興収)11億円を突破した。配給の東宝が16日、発表した。興収11億9000万円、動員85万人を突破した。
「国宝」は作家・吉田修一氏の同名小説の映画化作品。吉沢は任侠(にんきょう)の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげた主人公・立花喜久雄の50年を、少年期を演じた黒川想矢(15)と演じ上げた。抗争で父を亡くした喜久雄を引き取る上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎を渡辺謙(65)、半二郎の実の息子で、生まれながらに将来を約束された御曹司・大垣俊介を横浜流星(28)と、少年期を越山敬達(16)が演じた。
吉沢と横浜が、歌舞伎俳優の中村鴈治郎(66)に1年半にわたって歌舞伎の指導を受けたことが公開前から話題を呼んでいる。またフランス、スイス、オランダ、韓国、香港、台湾などの9の国と地域での公開が決定。今週、中国で開催される第27回上海映画祭での上映も決定している。
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