ナポリが関心を寄せる選手たち [写真]=Getty Images ナポリがプレミアリーグからの積極補強を画策しているようだ。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。
就任初年度のアントニオ・コンテ監督の下、インテルとのデッドヒートを制して2年ぶりにスクデットを獲得したナポリ。連覇を目指す2025−26シーズンに向けて、今夏にはベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネがフリートランスファーで加入。マンチェスター・シティで一時代を築いた絶対的司令塔をスカッドに加え、攻撃陣の拡充に成功した。
報道によると、ナポリはさらなる補強を画策しており、マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョやイングランド代表FWジェイドン・サンチョ、マンチェスター・シティに所属する同FWジャック・グリーリッシュ、リヴァプールに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスらプレミアリーグで活躍するアタッカーに具体的な関心を寄せているようだ。
1月の移籍市場でガルナチョの獲得に失敗したナポリだが、現在も動向を注視し続けているとのこと。加えて、グリーリッシュとサンチョも獲得候補としてリストアップしており、この3人の中から少なくとも1人の獲得に乗り出す見込みと報じられている。マンチェスター・ユナイテッドはガルナチョの売却額を7000万ポンド(約138億円)に設定しており、グリーリッシュの移籍金は4500万ポンド(約88億円)程度となる模様。サンチョの獲得コストは定かではないが、マンチェスター・ユナイテッドは今夏の移籍市場での売却を望んでいるようだ。
また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ヌニェスはナポリの獲得候補リストの上位に名を連ねており、リヴァプールとの具体的な交渉がすでにスタートしているとのこと。しかし、ヨーロッパの他のクラブやサウジ・プロフェッショナルリーグの複数クラブも関心を寄せており、獲得できるかは現時点で不透明だという。