「ミスコンに出て生きやすくなった」ミスキャンパス立命館2024準グランプリの立命館大学3回生・辻田理夏のデジタル写真集がリリース!

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2025年06月17日 13:10  週プレNEWS

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ミスキャンパスを過去に受賞したことのある現役女子大生たちのデジタル写真集シリーズ、その名も「MISS CAMPUS HEROINES」の第2弾がリリース!

3人目は、「ミスキャンパス立命館2024」で1回生ながらグランプリを受賞した立命館大学3回生の辻田理夏さん。

ミスコンでの失敗と成功、乃木坂46のオーディション、そして理想のデートをコンセプトに撮影されたデジタル写真集の話を語ってもらった。

*  *  *

■憧れへの気持ちを昇華したくて

――学生生活のお話を伺いたいんですが、まずミスコンに参加した経緯を教えてください。

辻田 元々アイドルが好きで、芸能活動のような表舞台に憧れを抱いていたんですけど、踏み出すタイミングや勇気がなくて、大学生になるまで何もできずで。大学生になり、ミスキャンというものがあるということを知って、社会人になる前に憧れへの気持ちを昇華できるかなと思い参加しました。

――踏み込むには勇気が必要でしたか?

辻田 すごく悩みました。応募期間が長く設けられていたんですけど、結局応募したのは最終日ギリギリでした。フォームを書いたけど送信ボタンを押せず下書きで終わる、みたいな。でも応募時が2回生だったんですけど、3回生になったら就活で忙しくなったら応募しないだろうなと思って、思い切って応募しました。もういいや!みたいな勢いで(笑)。

――以前、乃木坂46のオーディションにも応募されたと聞きました。

辻田 正確に言うと、応募はできてなかったんです(笑)。大学入学前なんですが、オーディションの締切最終日に応募したら、応募が殺到していたみたいでサーバーがパンクして、送れなかったんです。塾の授業の合間に悩みに悩んで、出そうとしたら送信ボタンが押せなくなっていて...それで諦めたんです。その時は落ち込んじゃって、ネットも確認しなかったんですけど、後日延長していたことを知って(笑)。でもそれも運命だったのかなと今では思います。


――その悔しさも後押しになったんですね。ミスコンのためにどんなことをされましたか?

辻田 お恥ずかしながら始めたときは好きなものを好きな時間に食べたりしていて...(笑)。秋ごろにこれはまずいんじゃないか、ミスコンという貴重な時間を無駄にしてしまっているんじゃないかと思って。そこから食生活に気を付けるようになりました。飲み物は水だけにしたり、グルテンフリーの生活にしたりしました。やり始めてから気が付くこともあって、何が合って何が合わないのかが分かって勉強になりました。

――ミスコンで印象に残っていることはありますか? 

辻田 ファイナリストに選ばれる最終審査で歌ったことですね。他の参加者はバイオリンを弾いたり、思い思いの自己PRを準備してきていたんです。私は特に何も特技もなくて、どうしようかと思って、前日に中島美嘉さんの『雪の華』を歌おうって決めたんです。だけど、かなり歌唱力が求められる歌なのにサラっと選んじゃったので、思いっきり声が震えて失敗して(笑)。確実に落ちたと思ったのに、なぜか受かったんです。逆に目立ったのかな...?

――頑張りが見えたのかもしれませんね。

辻田 あそこまで声が震えてたらそう見えるのかもしれないですね(笑)。

――ミスコンに出てみてどんな影響がありましたか?

辻田 私の中で今までくすぶっていた思いを解消することができたなと思います。アイドルを見るときに憧れで見ると同時に、自分の中でもやもやした気持ちもあって。私は挑戦もしてこなかった身なので、もしオーディションとかを受けていたら自分の中で整理がつけられたんじゃないかなと。

今までの自分を悔いる気持ちが出ることもあったんですけど、ミスコンに出ることによって自分の生き方を決められたというか、生きやすくなった気がしました。もし賞に選ばれなかったとしても挑戦したこと自体が自分にとって良かったなって思います。


■インスタやXでは見られない私が写っていました

――ミスコンの後に、編集部からデジタル写真集の話を聞いたときの気持ちを教えてください。

辻田 すごくうれしかったですね。実は1回目に出られていたさがすずかさんと知り合いで、近くで活躍を見ていたので、私も出たいなと漠然と思っていました。アイドルも好きだったので、写真集というものに親しみもあり嬉しかったです。私でいいの?って感じでしたけど(笑)。

――撮影の当日は緊張しましたか?

辻田 正直かなり緊張していました(笑)。ミスコンの現場は同世代が多くて、ここまで大人に囲まれることも初めてだったので。

――そんな緊張の中で向かったのは遊園地と水族館でした。

辻田 緊張していたんですが、スタイリストさんと話していたらだんだんと和んでいきました。すごく印象に残っているのはボートです。撮影の日はすごく風の強い日だったんですけど、私、運動神経がよくないほうで、ボートが思った方向に全然向かせられなくて(笑)。

水族館ではあんな風にイルカがジャンプするのを間近に見られることなんてないので、すごく可愛くて癒されました。小さい頃から大勢の場所があまり得意ではなくて、水族館は静かな空間で自分のペースで見られるので自分の性格にすごく合っていると思います。


――そして少し場所を移動して中華街へ行きましたが、いかがでしたか?

辻田 観光で来た以来、2回目の中華街でした。でも、夜の中華街は初めてで、大人な雰囲気でした。撮影で一杯だけビールも飲めて幸せでした。もう一か所撮影があるって分かっていたんですけど、なんとなく打ち上げ感があって、これで終わりかな?って錯覚しちゃいました(笑)。

――最後はレザージャケットを着て夜景を見に行きましたね。

辻田 レザージャケットは着たことがなかったんです。普段はもう少し明るいアウターとかが多いので、こんな雰囲気になるんだって新鮮でした。あまり大人っぽい服は着ることがないので、お気に入りのコーディネートになりました。

――全体を振り返ってみていかがでしたか?

辻田 一日デートという設定で撮っていただいて、インスタやXには載っていない素の私がたくさん写っているなと思いました。あと撮影が楽しかったので、いっぱい笑っています(笑)。

――楽しそうなのが写真からも伝わってきますね。最後になりますが、卒業後にやってみたいことはありますか? 

辻田 学生中はSNSでの活動も続けつつ、表舞台で頑張りたいなと思っていて、卒業後は就職を予定しています。さらに先の目標で言えば、自分でスキンケアブランドをつくってみたいです。私自身、肌があんまり強くなくて、いろいろ試行錯誤したり食生活を変えたりして今があるので、そういった経験を生かして、そういう人に向けた商品を作ることに携われたらなと思います。

直近の目標で言うと、先日ミスオブミスのCanCam賞をいただいて撮影をしたんですが、それがすごく楽しくて。ファッション誌に出ることも目標になりました!

●辻田理夏(つじた・りか) 
6月14日生まれ。立命館大学産業社会学部現代社会学科2回生。趣味はアイドル鑑賞で、推しは乃木坂46の川崎桜。 
公式X【@rika014_】 
公式Instagram【@rika_tsujita】

撮影/後野順也

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