
【写真】無事に検閲を通過した紙芝居
絵の才能を見込まれ宣撫班勤務となった嵩は、地元民から反感を買わない紙芝居を作るよう命じられる。地元民が勧善懲悪の「桃太郎」の話に反感を抱き騒動へ発展したことから、オリジナルストーリーを考えることにした嵩は、双子の青年の関係を日本と中国に見立てた紙芝居「双子の島」を完成させる。
紙芝居を審査してもらうべく、中隊長の島(横田栄司)のもとを訪れた嵩。緊張の面持ちで島の前に立つと、そこに八木も姿を見せる。宣撫班班長の粕谷(田中俊介)は島に「八木上等兵は入隊以来の仲で、こういうことに関しては自分より詳しいのであります」と審査に加わる旨を伝える。
嵩は紙芝居を披露するものの、寓意性に富んだ物語に思わず首をひねる島。「どうも話がぼやけとるなぁ…」と評し「鬼退治でいいじゃないか」と言い放つ。すると、八木は「意見具申いたします」と切り出し「先日も「桃太郎」の紙芝居で騒動が起きたのでは?」と指摘。「また騒ぎが起きてはよろしくありません」と説得すると、島は「やらせてみるかぁ」と笑顔を見せる。
晴れて合格となった嵩はその後、助け舟を出してくれた八木に改めて感謝の言葉を伝える。これに八木が背中を向けたまま「鬼退治よりはマシだと言っただけだ」と答えると、ネット上には「八木さんナイスアシスト」「今日デレッデレだな?」「八木さん守護天使すぎる」「ホントに、八木上等兵って何者なんだろう?」「八木さんの助け舟は何隻あるんや」といった声が相次いでいた。
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