イ・ジェフン、逃げ出したかった瞬間は? 共演のク・ギョファンは恐縮…『脱走』ジャパンプレミア

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2025年06月17日 19:31  cinemacafe.net

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イ・ジェフン、ク・ギョファン
映画『脱走』のジャパンプレミアが6月17日(火)、都内で行われ、来日を果たしたイ・ジェフン、ク・ギョファン、イ・ジョンピル監督が出席した。

タイムリミット2日間の命がけの脱北を試みる軍人・ギュナムを演じたイ・ジェフン(「シグナル」「復讐代行人〜模範タクシー〜」)は、2024年11月に行ったファンミーティング以来の来日。出演映画の来日プロモーションは初めてで「夢を見ている気分」と感激しきり。「撮影などで、大変な思いをしているときは、日本のことを思い浮かべます。私にとっては、パラダイスのような場所です」と、日本への思い入れをファンに伝えた。

事前にファンから寄せられた質問に答えるコーナーでは、「思わず脱出したいと思った瞬間は?」の問いに「この映画では、とにかく全速力で走り続けている。息が止まってしまうんじゃないかと、自分の限界を試されているような瞬間が多かった」と、撮影中の苦労を回答。「その感情が映画に込められている。こんな気持ちで走ることは、これが最後だと思います」と話していた。

この発言に対し、彼を容赦なく追撃する軍少佐ヒョンサン役のク・ギョファン(「D.P. -脱走兵追跡官-」)は、「イ・ジェフンさんがひたすら走っている間、私は車の中で楽な思いをさせてもらった。申し訳なくて、逃げ出したくなりました」と恐縮しきりだった。

ジャパンプレミアでは、本作をいたく気に入ったという俳優の竹中直人からビデオメッセージが到着。イ・ジェフンは「まだ詳しいお話はできませんが、近いうち、皆さんにご覧いただける作品で、竹中さんと共演しています。子どものときから、大好きな俳優さん。ご一緒できるのは、とても不思議な気持ちですし、笑いが絶えない現場でした」と感謝を伝えていた。

【竹中直人 メッセージ】
イ・ジョンピル監督、そしてイ・ジェフン、そしてク・ギョファン。アニョハセヨ。ようこそ皆さん日本へ。私、竹中直人です。『脱走』素晴らしい映画でした。胸が締め付けられるというか、なんとも言えない愛に溢れた映画でもあり、そしてとてつもない疾走感。もう、ジェフンとギョファンのエネルギッシュな芝居に、ずっと私の目は釘付けでした。最高の映画を本当にありがとうございました。もう一度見たい映画です。監督、今度、僕も使ってください。よろしくお願いします。竹中直人でした。失礼します。

『脱走』は6月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。







(シネマカフェ編集部)

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