
【動画】夜明けまで、悪魔と共に、踊り狂え『罪人たち』ファイナル予告
本作は、『ブラックパンサー』のライアン・クーグラーが監督を務めるサバイバルホラー。4月18日に全米公開され、オリジナル作品として“この10年で最大のオープニング成績”を樹立、全米興行ランキング2週連続No.1。全世界での累計興収は523億円(6月16日時点)を突破した。
登場する9人のキャラクタービジュアルには、太陽の熱、燃えさかる炎、そして鮮烈な血。誰もが赤に染まり、「WE ARE ALL SINNERS」と刻印された激烈なビジュアルとなっている。登場人物全員“罪人”。夜明けまで、生き残るのはいったい誰なのか。
本作に登場する9人とキャストは以下の通り。
ライアン・クーグラー監督に見いだされた新星マイルズ・ケイトンは、生粋のブルース・ミュージシャン、サミーを演じる。厳格な神父を父に持つ彼は、ダンスホールで禁じられた歌を熱唱。過去・現代・未来のあらゆる時代を超えたその歌声は、“招かざる客たち”まで呼び寄せてしまう。彼が歌う「I Lied to You」は、音楽のルドウィグ・ゴランソンが「紛れもなく天才」と称賛する。
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歌って踊れる俳優ヘイリー・スタインフェルドは、双子の弟スタックの元恋人メアリーを演じている。裕福な家庭に嫁いだ彼女は、スタックとの未解決の問題を解決するために店にやってくる。
スパイク・リー作品の常連俳優であるデルロイ・リンドーは、ひと癖ある地元のわけありブルースマン、デルタ・スリムを演じている。兄弟にスカウトされてダンスホールの開業初日で演奏する。
ジェイミー・ローソンがふんする人妻のパーリンは、抑圧的な結婚生活から逃れるために、ダンスホールを訪れる。妖艶なダンスを披露した彼女はサミーとの禁断の関係を結ぶことになるのだが…。
ジャック・オコンネルが演じるレミックは、ダンスホールに現れる“招かれざる客”。
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両親がミシシッピ出身のオマー・ミラーは、広大な畑で働く小作人コーンブレッドを演じている。人一倍大きな体格を見込んだスモークとスタックからダンスホールのドアマン(用心棒)を依頼されるが、彼も罪人のひとりだ。
ファイナル予告は、マイケル・B・ジョーダン演じる一卵性双生児の兄スモークが父の墓に花を供える場面から始まる。その背後からかつての恋人のアニー(ウンミ・モサク)が「なぜ戻った」と声をかける。スモークは弟のスタックと二人で、暗黒街で稼いだ金を元手に酒とブルースを提供する、この世の欲望を詰め込んだようなダンスホールを開業しようとしている。「あんたの金は血に染まっている」と背を向けるアニーに「それが金ってもんだろ」と返すスモーク。
「用意は良いか? 人生最高の宴だ。食って、飲んで、盛大に楽しめ」。スモークの歓迎の言葉に、兄弟の夢の店が盛大にオープンする。店内では、双子のいとこで生粋のブルース・ミュージシャンであるサミー(マイルズ・ケイトン)がほほ笑み、メアリーが元恋人のスタックをダンスに誘う。ステージでは虐げられた人妻のパーリン(ジェイミー・ローソン)が妖艶なダンスを披露すると、バックヤードでサミーを誘惑する。
一度踊りだしたら、一生逃れられない。夜明けまで、悪魔と共に、踊り狂え。誰もが熱狂する中、サミーが魂を震わせるブルースを披露する。その時、ただならぬ気配を感じた用心棒のコーンブレッド(オマー・ミラー)が暗闇の茂みに目をこらすと…招かざる客たちの出現で事態は一変、歓喜は絶望にのみ込まれ、人知を超えた者たちの狂乱が幕を開ける。
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