「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」最終話(C)カンテレ伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と伊原六花がW主演した「パラレル夫婦」。その最終回が6月17日放送されそのラストに「こういう結末かぁ」「切なすぎる」などの声が上がる一方、続編を希望するポストも多数タイムラインを流れている。
本作は事故で死別したはずの夫婦が“1日3分、部屋の中だけ再会できる”ようになり、奇跡の再会のなかで、お互いの大切さを再認識していく完全オリジナルストーリーが展開してきた。
徐々に短くなっていく“ミックス”を自らの手で終わらせてしまった並川幹太を伊野尾慧が、幹太の子を身ごもったパラレルワールドに生きる妻・並川なつめを伊原がそれぞれ演じたほか、幹太となつめが勤務するCM制作会社「FLAIR Pro.」のCG担当・田村大和に松倉海斗。幹太、なつめの想いに寄り添い支えようとする上司の守谷誠に八嶋智人。「FLAIR Pro.」の助監督・今井茂に岐洲匠。プロダクションマネージャーの辻莉子に齊藤なぎさ。なつめ行きつけバーの店長・丸山耕介に野村康太といった顔ぶれが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
自らトースターを壊し“ミックス”を終わらせた幹太。もちろんそこにはある思いがあったが、田村はミックスを「夢だったと思えばいい」と話す幹太に激怒する。幹太も表向きは吹っ切れたように見せながらも本心ではなつめのことが忘れられず、近づく出産予定日が気になっていた…。
一方、幹太は壊れたトースターを守谷たちに託していた。今井は田村に修理する方法はないかと持ちかけるが、田村はそれを拒否する。そんな折、丸山から守谷たちがトースターを直そうとしていることを聞いた幹太は彼らの元へ…というのが最終回のストーリー。
幹太が守谷たちに自分の素直な想いを明かしたところに、修理されたトースターを持った田村が現れ、幹太は再び“ミックス”を起こす。そして再会したなつめは「どんな形でもいいから幸せでいて、そしたら私たちもずっと幸せだから」と幹太に言葉を送り、それからミックスは起こることはなく、幹太となつめはそれぞれの世界で新たな一歩を踏み出す…というラストだった。
結局2人が離れ離れになるラストには「わぁぁぁこういう結末かぁぁぁ"パラレル"夫婦だもんなぁぁぁ」「いろんな夫婦の形があろうと幹太なつめ夫婦には元に戻ってもらいたかった」「また同じ世界で2人が生活するハッピーエンドを信じていたから切なすぎるラストだった」などの反応多数。
「数年経って、成長した子どもに幹太がどうしても会いたくなって、必死でトースター直して、3分間だけでも育児に加わる。そんな世界も私は見てみたい」「颯太が大きくなったら父親に会う為にトースターを探しまたミックスが起きるという続編(パラレル夫婦〜颯太編〜)をお待ちしております」など、再びミックスが起きることを願う“続編希望”ポストも多数タイムラインに流れている。
(笠緒)